大きくすると目立たない

過去の経歴は、コンビニ本部スーパーバイザー、

Webプログラマー、そしていまは講師をしている。

一見、まったく畑違いに見える職業だけれども、

最近、ある共通点があることに気がついた。

そして、その共通点こそが、

仕事としてだけでなく、趣味としても

ワクワクする、人生の楽しみになっている。

その共通点とは、

「無意識に伝わるにはどうしたらいいか?考えること」

これに生きがいを感じる。

・・・

コンビニ時代、一番好きだった仕事は、

商品の陳列だった。

「どこに、なにを、どのように並べればお客さんがより多く買ってくれるか?」

人の心理にどう届くか?考えながら

売り場づくりをするのが大好きだった。

プログラマ時代もやはり、

いかに効率よくストレスなく使える

Web画面にするか、考えるのが好きだった。

講師をしている今は、いかに

伝わりやすい講座やテキストにするか?

考えるのが大好き。

ただ伝えるだけでなく、

「自然と伝わるには?」

を考えることに、

人生のほとんどを使っている気がする。

思い返してみると、整理整頓が好きなのも、

キレイな部屋そのものが好きである以上に、

いかにストレスなく自然と使いやすい配置になるか?

片づけるプロセスそのものが好き。

・・・

そんな私が、最近見て感動した本がある。

Webやチラシのデザインの仕方が書かれた本。

たった一枚のチラシ(ページ)の中で、

必要な情報を効率よく伝え、

興味を持ってもらえるように作るには???

たった一枚だからこそ表現できる

宇宙がそこにはあるように思う。

色、配置、フォント・・・

様々な創意工夫がある中、

中でも一番私が気になったのが、

「隙間の使い方」。

欲張りな私はつい、目立たせたい文字を

大きくしたがる傾向がある。

でも、デザインの本を見ると

ただ文字を大きくすれば

目立つというものでないらしい。

むしろ、目立たせたいもの周辺の

空間をいかに広く使うか。

実際に本に載っているサンプル写真を見ると

ある程度広い空間に、ポツリと

文字があったほうが目立ったり、

好印象を与えたりするから面白い。

「目立たせたいなら、周りに広い空間をつくる」

これは、人間にも通じる気がした。

自分をアピールしようとするとつい

自分の存在を大きく見せたく

なったりすることはないだろうか。

でもそういう大きく見せようアピールは、

パッと見、目立って見えるけれども、

どこか不自然な違和感を感じたり。

逆に内面の薄っぺらさが伝わってくることさえある。

もしかしたら、

自分の存在をしっかりと伝えたいなら

自分自身は等身大のままで、

自分の周りに、余裕・・・つまり、

懐の広さを広げるほうに意識を向けたほうが

いいのかもしれない。

デザインの本を眺めながら、

そんな気持ちがわいてきた。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「懐を広げると、存在価値が増す」

では、どうしたら懐が広がるか?

それはきっと、

いらない物を捨てれば、自然とスペースが空くのだろう。

いままで必要と信じて、捨てられずにいるもの。

たとえば、

ちっぽけなプライドのようなものが

たくさんありはしないか?

もう一度、見つめ直してみようと思う。

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誰かに気持ちをわかて欲しいなら、

まず自分が伝えたい気持ちが何か?

クリアにわかっていなければ、

伝えることもできません。

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