なぜ子供は可愛いのか?

いつもありがとうございます。

来年からある運動を始めようと、入会してきました。

毎年、新しいことを始めています。

チャレンジ精神と挫折が多い、岩松正史です。

“なぜ子供がかわいいのか、今まで勘違いしていたけれど理由がわかった”

毎朝時間になると、

6歳息子を寝室から抱っこして、

リビングに連れていく。

最近特に、抱っこするたびに、

「あと何年抱っこできるだろうか???」

というちょっと切ない思いがよくわいてくる。

街中でずっと抱っこしながら

歩くのはしんどいけれど、

家の中で抱っこするくらいなら大歓迎。

ほんとうは、12歳の娘も

抱っこしたいところだけれど、

抵抗にあう&重くてできないのが残念に思う。

・・・

息子のもう一つの特徴は、

一緒に歩いていると、自然と手をつないでくる。

保育園でそう習ったからなのだと思うけれど、

娘のときはそれはなかった。

娘はちいさいときから、一人が好きだった。

「甘え上手な子」

ということがあるけれど、

その定義は何だろう???

私は何となく、

抱っこしたり、手をつないだり

そういうことを自然とする子が

「甘え上手」のような気がする。

では、

抱っこと、手をつなぐことの

共通点は何だろう???

それはきっと

「しめること」

だろう。

抱っこしているとき、

息子は私をしっかり

「抱きしめて」

いる。

手をつないでいるときは、

向こうからこちらの手を

「にぎりしめて」

いる。

・・・

私たち人間は、生まれた直後から、

誰かに抱きしめられるところから始まった。

だから「しめられる」のが好きなのだと思う。

あるいはもしかしたら、

生まれる前から抱きしめたり、

握りしめられることで

愛を感じる仕組みをそもそももって

生まれてきたのかもしれない。

子どもを抱っこしたり、

手をつないでいるとき幸せを感じるのは、

もしかしたら、

子供の成長を感じているからではなく、

親である自分が、子どもから

「しめられる」

ことで、

「愛される経験をしているから」

なのかもしれない。

私はずっと、子どもがかわいいのは

親が手塩にかけて、命を削って

育てているものだからだと思い込んでいた。

でも、本当は違うのかもしれない。

子どもがかわいいのは、

親が子を愛しているからではなく、

子が親を愛してくれているから

のような気がいまはする。

(あるいはその相互作用)

子どもも、親に抱きしめられたら

きっとうれしいだろう。

ならば、大人になったって

人は抱きしめられたら、

うれしいに違いない。

・・・

世の中には愛を感じられない、孤独な人がいる。

そこに至るまでには、

様々なり経緯や原因があるのだろう。

本当は親から抱きしめられるのが

一番いいのかもしれない。

でも、それが叶わない人は、

愛をこの先一生、

あきらめなければいけないのだろか???

そうは思わない。

私は思う。

365日24時間、最も自分の身近にいる存在が

抱きしめてみてあげたらどうだろうか?

せめて、自分が自分を

抱きしめてあげたらどうだろうか?

物理的にでもいいし、心の中ででもいいし。

他に愛を感じるいい方法が

あるならそれもいい。

でも、何も思い浮かばないなら、

自分が自分を抱きしめることは

試みる価値がきっとある。

・・・

そして最後に、

「傾聴」と「しめる」の関係は

どうなのか、考えてみた。

傾聴でいう「受容」は、

まさに主に言葉で表現される気持ち(本当のその人)

を抱きしめることに違いない。

抱きしめられるから、愛がエネルギーになって

立ち上がっていけるに違いない。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「しめるのが愛!」

私が、12年も傾聴のようなことが出来ているのは、

いままでずっと、両親をはじめ、

いろいろな人にたくさん

抱きしめてもらってきたからに

違いないと確信する。

<お知らせ>

自分の抱きしめ方さえわかれば、

他人の抱きしめ方もよくわかる。

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