すぐ訊けばいいというものじゃない

いつもありがとうございます。

カラオケの採点機能で、つに94点台を突破!

講師だけれど話し方教室よりも、

歌い方教室のほうに興味津々の、岩松正史です。

”わからないことをすぐ質問する人は、聴き上手にはなれない”

久しぶりの休日。

趣味のひとりカラオケ行こうと

となり町にある、格安カラオケに行った。

地元で歌うより、電車代を出しても、

ここで歌おうほうがはるかに安いからうれいし。

かなりさびれた飲食店が集まる

雑居ビルの4階に、カラオケ店はあった。

1階からエレベーターに乗ろうと、

昇る(▲)ボタンを押し、

エレベーターが6階から

降りてくるのを待っていた。

すると、その間に、

先頭だった私以外にあと一人、また一人。

合計2人エレベーター前にやってきた。

昼を少し過ぎたタイミングだったので、

飲食店にでも行くのだろうか?

ひとりは30代。

もう一人は60代と思しき、どちらも女性。

エレベーターが到着した。

私を先頭にして、あとの2人も乗りこんだ。

私は4階を押した。

私のすぐあと60代の女性が乗り、

自分で「3階」を押した。

つぎに乗ってきた30代の女性は、

どこも押さなかったので奥に入った。

私が「何階に行きますか?」と訊いた。

すると、その女性は「3階です」といった。

3階はすでに押されているから、

押す必要がなかった。

女性2人は同じ3階を目指していた。

・・・

30代の女性とのやり取りが終わった直後、

60代の女性が、少し気が弱そうに見える

30代の女性に向かって、急に話しかけた。

「ちょっと、あなた。ありがとういったことある!?」

ちょっと強い口調に聞こえた。

エレベーターはどんどん昇っていく。

30代の女性は、

少し怯えたような声で

「あります・・・」

と答えた。

私は疑問に思った。

「もしかして、この60代の女性は、私が30代の女性に行きたい階を聞いてあげたことに対して、お礼を言えと言っているのだろうか???」

もしそうだとしたら、

3階はすでに押されていて、

自分は何もしていないので

ちょっと恥ずかしいと思った。

しかし、

30代の女性が返事をした直後、

60代の女性が発した

言葉を聞いて耳を疑った。

60代の女性は、こういった。

 ・
 ・
 ・

「私も行ってみたかったのよ。降りたら案内してくれる?」

私「?????」

・・・何のことだかわからない。

私の混乱をよそに、

エレベーターは二人が目指す3階に到着した。

つぎの瞬間、あいたエレベーターの

扉の向こうに見える景色を見て

ようやく事態が把握できた。

あいた扉のむこうには、

大きく看板に

「ありがとう!」

と店名が書かれた飲食店が見えた。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「疑問、不安があっても、しばらくそのまま話に付きあってみる」

すると、

全体像がちゃんと見えてきたりするものです。

変なことを言って、

恥をかかなくてよかったと、

ホッとした。

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何を質問するかも大事だけれど、

何を質問しないか?を知り、

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