いつもありがとうございます。
戸籍謄本と写真をわざわざとって、パスポート申請にいったら、
「まだ有効期限、残ってます!」といわれました。
「結構そういう方いますよ」と
職員さんに慰めらた、岩松正史です。
家にいるインコが枝にとまらず、
床にうずくまっていました。
「体調不良?」
と思ったら、娘が
「卵を温めている」
と。
「一羽でカゴに入れているのに、なぜ卵が産まれるのか???」
毎日、卵料理を食べているのに
まるで、
小学生のような疑問を持ちまして。
もしかして知らない方も
いるかも知れないので補足しますと、
「無精卵であれば、交尾していなくても生まれることがある。」
と、初めて知ったのでした。
私の無知はともかく・・・。
その決して生まれない卵を
温めているインコの姿が
この上なく、けなげで。
「卵が生まれたら温めるなんて、親に教そわったわけでもないのにえらいなぁ」
「生まれない事実をどうにかして、分かってもらえないだろうか?」
必死に抱えているので、
気の毒に思えてきました。
・・・
普段から、どちらかというと
「効率的に成果を上げる」
「意味ある人生とは」
みたいな話をしています。
早く、正確に、よりよい成果を人生に感じる。
そのことを大切にしています。
「スピードと効率重視」
みたいなところが、私はあります。
無意味になこと、
成果につながらない状態をみると
自分にも、他人にも
イライラする方です。
でも、
その生まれない卵を抱え続けている
「非効率な」インコを見ていると
効率的でもないし、
成果にもつながらないのはわかっているに
イライラするどころか、
心打たれてしまうのでした。
そしてこんな風に思いました。
「俺は早く、たくさん成果をあげるためだけに、生まれてきたのかな???」
なんて・・・。
そんなことを含め、
インコを見ながら
いろいろ考えさせられていたら
そのうちに、
私もインコも、実は
目指すものは同じように思えてきました。
「効率を求める私」
と
「生まれない卵を温め続ける非効率なインコ」
一見、真逆に見える
両者の共通の目的とは???
・
・
・
「子供をよりよく育てたい」
・・・だなと。
私の中には、
「早くたくさんお金を稼がないと、子供をちゃんと育てられない」
という恐怖がずっとあります。
それで、
人生、ワーカーホリックを楽しみながら
生き急いでいるわけです。
むかし、考えてみたことがあります。
「もし、子供を安心して育てられるだけのお金があったら、いまほどせかせか働くだろうか???」
そのときの答えは「NO」でした。
している行為は真逆。
あるいは無関係に見えても
守りたいものは同じだなと。
・・・
いつしか、
お金で必死に子どもを
育てようとする自分の姿と、
卵を必死に温めて守ろうとするインコの姿を
重ねてみている自分に
気づいたのでありました。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「見た目が違っても、中身が同じこともある」
意味がなくても、結果が出なくても
一生懸命に取り組む姿そのものから
学ぶものが多々あります。
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