いつもありがとうございます。

なんとなくポテトチップスを食べすぎてしまうクセがある、岩松正史です。

きのうの夜は久しぶりに

産業カウンセラー養成講座時代

クラスに4人だけいた男性陣だけであつまって

横浜にあるおしゃれな

スペイン料理のお店で昔話や、

いまの話で盛り上がりました。

仲間といっても、人生の大先輩たちばかりで

私が一番年下ですが、

いつも可愛がってもらっています。

養成講座に通っていたのは、

もう8年も前のことです。

私は1年遅れで合格しましたけれど

ずっとみんなで連絡を取り合っていて

こうして時間がたっても気兼ねなく

会える仲間がいるのは嬉しいことです。

・・・

さらにうれしいのは、

その4人全員が、カウンセラーや

相談員として仕事をしっかり持っていることです。

カウンセラー養成講座の卒業直後は

まだそれらしい活動をしたことがない人や、

片手間のボランティア程度の人ばかりでした。

でも今は、収入源の柱として

やっているのですから素晴らしいですね。

当時、カウンセラーを仕事として

いたのは私だけだったのが、

今では、私の何倍、何十倍も

当たり前にカウンセリングを

している方ばかりです。

いまのメンタルヘルスケアやEAP（従業員支援プログラム）

生活保護の状況など

生の現場での話を教えてもらい

とても勉強になり刺激的でした。

失業したら雇ってもらいたいくらい(笑)。

冗談交じりにでも半分本気で

思いながら談笑していました。

・・・

思い返してみると

8年前、私を含めクラスメイト全員が

どうしても資格が必要という

わけではありませんでした。

定年したり、致し方なく早期退職したりして、

次の人生をイメージしきれない

そんな状態だったと思います。

産業カウンセラーの講座にも

「なんとなくとったほうがいいかなぁ・・・」

くらいの感じで、

来ていた人が多かったのを覚えています。

かくいうわたしも

民間の団体が発行する

心理カウンセラーの資格だけでは

なんとなくこころもとなくなり、

産業カウンセラーが何なのか模様わからず、

ただ名前に惹かれて受けた

というのが正直なところです。

それが、8年たったら、

もちろんみんな

いまがゴールではないとしても

全員が立派にカウンセラーや相談員として

活躍しているのですから、すごいな・・・と。

そして、私自身もあれから8年、

よくやって来ているなと

再確認したのでした。

・・・

明確に目標が持てる人は

その目標に向かって進めれば素晴らしいですね。

でも、明確に目標がなくても

私たちは、日々暮らして

いかなければならないわけです。

そのとき大事だなと思うのは

一生懸命考えることではなく、

むしろ、

「なんとなくで動く」

ことではないかなと。

「考えすぎて動かない人」

と

「考えがまとまらなくても、なんとなくで動ける人」

では、後者の方がより多くの

「変化」を体験します。

もちろん、

体験する変化がすべて

よいものとは限りませんが

どうせ変化の良し悪しなんて、

はじめから選んだりできないわけです。

起きてみてからよかった（悪かった）

と思うこともあれば、

だいぶ時間がたってから、

よかった（悪かった）と

過去の意味付けが変わることもよくあります。

どうせ未来がわからないなら、

動かないという「リスク」の中にいるよりも

なんとなくでも、動いてみてから

どうなるか見て、その先を

考ればいいのではないでしょうか。

なんとなくで動いてしまった結果、

そこから起きてくる変化に対して

「いたしかたなく」

考えたり、対処しているうちに

人生は意外と前に進んでいたりするものだな。

私を含めて、

その場にいた4人の顔を見ながら

そう再確認したのでした。

【この言葉を自分に言ってみよう！】

「考えてから動くのではなく、動いてから考える」

理屈は整っていなくていいから

いま気になることがあるなら、

「なんとなく」で動いてみませんか？

全員とても忙しくてなかなか

スケジュールが合わない4人ですが

みんなで美味しいスペイン料理を食べながら、

なんとなくまた会いたくなったら

連絡を取り合ってまた会いましょう。

そして経験上、

なんとなく・・・でいいやと思っていると

意外と実現するから面白い。

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