選ばなくてもいいはずの道を選ぶ勇気

13年前、資格をもらいたての
ひよっこ心理カウンセラーでした。

研鑽の意味を込めて、仲間といっしょに
横浜で無料相談会をたちあげて、
結局、2年活動していました。

そこで、とても怖い思いを
したことがあります。

ある日担当したのは50代の
女性クライエントでした。

娘さんが13年間、
パーソナリティ障害を患っていて
警察沙汰3回、殺す殺されるのやり取り
日常茶飯事。

「どうしたらいいのでしょうか???」

・・・と(汗)。

関東一円の病院その他の相談施設は
すべて網羅したと豪語する、
ドクターショッピングの常連さんでした。

もしあなたがそんなクライエントさんの
相談役だとしたらどんな素晴らしい
アドバイスができそうですか???

こちらはカウンセラー1年生。

あちらは13年のベテランクライエント。

なにもできず、ただただ、
ちゃんと聴けない自分に焦りながら
しどろもどろにその場を
取りつくろおうとするだけでした。

どういう道筋たどったのか覚えていませんが、
予定の時間をだいぶ過ぎて、
どうにか終わることになりまして。

その女性帰ろうと席を立ち、
扉に向かい始めた時は
正直ほっとしましたね。

ところが、

出口に向かい始めた女性は
突然、クルっと私の方を振り向いて
こういいました

「今日のあなたはまあまあだったわ」

一瞬ビクッとして、
つぎの瞬間背筋が凍ったのを
今でも思い出します。

「カウンセリングって怖いな・・・」

と。

ところが、

なぜかその時、カウンセラーをやめたいとは
まったくく思わなかったから不思議です。

それどころか、こう思いました。

「もっと上手に聴けるようになりたい!」。

そこで、たまたま知り合いだった、
傾聴専門のカウンセリングを15年近くしている
先生の勉強会の門をたたいたのが、
私が傾聴を始めるきっかけです。

あれからもう13年もたちます。

いまだもってなぜあの時、
自分がわざわざ苦しい道を
選んだのかはわかりません。

でも、理屈ではうまく説明できなくても
心がそちらに動ていしまう。

そんなことはないでしょうか???

いかがでしょうか?

あなたは選ばなくてもいいはずの道を、
わざわざ選んだことはありますか?

その時はどんな心境でしたか?

・・・

そういえば、選ばなくてもいい苦労の道を
わざわざ選んでいる人たちが身近にいました。

私が作った傾聴1日講座のプログラムを
伝える講師になってくれた皆さんです。

協会設立から3年で17名の方が講師になり
全国で聴く人が楽なる傾聴を伝えてくれています。

結構複雑で大変なプログラムだと思うのですけれど
伝えてくださっていることに感謝です。

そして、

7月28日に名古屋でお仲間の
「ひなたゆかり」さんが講師デビューします。

名古屋で初の講師誕生です。

そんな選ばなくてももいい苦労を
わざわざ買って、傾聴を伝える道を
選んでくれたひなたさんに会いたいと思ってくれた
名古屋近隣方がいましたら
7月28日のひなたさんの傾聴1日講座に
ぜひお越しください。

今回は特別に割引価格で
13年の歴史を持つ傾聴1日講座を
受講いただけます。

ひなたゆかりの傾聴1日講座
 ↓
http://bit.ly/2KSt0Gm




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