松井秀喜選手へのインタビューから学んだ人生の「勝ち」とは?

きのう出張先のホテルでテレビをつけたら、
元ヤンキースの松井秀喜さんが
何かのイベントでインタビューされていた。

松井さん見るの、久しぶりな気がする。

その映像を見ながら、
昔の松井さんのある場面を思い出した。

もう何年も前のこと。

・・・

たまたま、空港で流れていたテレビを見ていたとき、
ヤンキース時代の松井秀喜選手がインタビューをうけていた。

ニュース内のスポーツのコーナーだったか?

そこで、インタビューをしていたレポーターの質問を聴いて
「面白い質問をするな」と思った。

その質問とは・・・・。

「(野球を)毎日練習して、大変じゃないですか?嫌になりませんか?」

「おかしなことを訊く人だな」と思いながら聴いていた。

実際に、その質問に松井秀喜選手がどう思ったわからないけれど、
「んーまぁ、自分がやりたいことをしているけですし・・・」
少し困惑しているように見えた。

・・・

確かに練習を毎日するのは、楽ではないでしょう。

でも、イヤならとっくりやめてますよね。

練習がどうかじゃなくて、野球で成長、成功したいと自分が思うから
やっているのであってその目標に向けた努力がイヤなものであるはずがありません。

きっとこのレポーターは、人から押し付けられて
やらされる嫌な努力しかしたことがないのだろうなと、
聴いていて想像できます。

行きたい場所が決まっている人にとって、
そこにたどり着くまでのプロセスは面倒でも、
時間がかかっても喜びや楽しみでしかないですね。

目的地が決まっていなくて、日々なんとなく進んでいると、
日々の出来事はめんどくさいだけだったり、嫌なことだったり。

そして、

目的地が決まっていないと、いつまでそれを
繰り返せばいいかもわからないから、
嫌になってくるのは当然です。

・・・

人生の楽しみ方は人それぞれでありますが、
楽なものが増えると必ず人生がよくなるとは限りません。

むしろ、楽でなくてもいいから、
一つのことに心を惹かまい進し、努力している人生のほうが
苦労が多くてもいい人生かなと・・・。

お金はたくさんあったほうが嬉しいです。

でも、お金がたくさんあるだけで得られるのは、
「楽」と「努力を必要としない楽しみ」だったりします。

努力をしながら得られる楽しみは、
お金で買うことはできません。

(もちろん、一生懸命努力してお金が増えるならそれが一番素晴らしいですが)

自分が心惹かれるものに努力ながら、
そんな自分に幸せを感じる人生も選ぶことができます。

・・・

「努力はイヤなことで不幸」

そう信じていたにちがいないあのレポーターが、
あれから何年もたって、
「努力できるものがあるから、人生は楽しい!」
に変わっていればいいのですが・・・。

松井選手に限らず、
いろいろなフィールドで人生に勝利しているなと
私が思える人に共通しているのは、

「本気で努力できる、成し遂げたいものを持っている人」

であります。

人生の勝ちというのは、
何かを乗り越えることではなく、

「乗り越えたいと思って苦労できるものを常に持っている人」

そんな風に思うのですが、いかがでしょうか???

正解はありませんけれど、
そう思って人を見ると、
しっくりくるのであります。

これをお読みいただいているあなたは

苦労があるからこそ人生が充実した(している)
という経験をお持ちですか??

私の場合、子育てなんていうものは、
きれいごとでなく、苦労や心配がたくさんあるからこそ
人生を豊かにしてもらっている思いますね。

苦労できるものがあるというのは、
たいへんありがたいことです。

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