同じ話をくり返すのには大きく2つにわけて2つの理由があります。
①年配の方や認知症などある方がただ話したい
②想いがあふれ出ていて話さずにはいられない
①は傾聴ボランティアなどでもよくあるケースだと思います。
私の101歳になる祖父が①のような感じです。
あなたが聴けるのであれば同じ話をくり返していることを指摘することなく、そのまま聴いてあげましょう。
②は話す相手がいないか、話しても分かってもらえないと感じているケースです。
分かってもらえていない感があると何度も同じことを言いたくなるので、ちゃんと聴いて関わってあげる人が必要です。
他に話せる人がいないということも少なくありません。
ようやく話せる人を見つけたので吐き出したいという事はあるでしょう。
ここで注意したいのは、同じ話をくり返すのは想い強いからだけでなく、ちゃんと聴く人が気持ちを受け止められていない為に何度もくり返している時があるという事です。
話の内容(事柄、エピソード)に引っ張られて一般会話的にきいていると思いを受け止めて漏れないので何度も同じ話をくり返したり、ちょっと違う別のエピソードを出しながらまた同じような話をくり返したりします。
こういう人にこそ傾聴で事柄ではなく気持ちをしっかりと受け止めて関わってあげられたらいいですね。
※原文からの抜粋なので、書籍とは内容が異なります。
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