クリスマスの朝8時過ぎ、
息子が起きてない。
小学校は休みだけれど、
両親は仕事があるので平日は
放課後倶楽部に週末まで行ってもらう。
8時半には送り出したい。
「起きて、遅れるよ」
「朝ごはん食べる時間なくなるよ」
「8時半まであと20分だよ」
起こそうと声がけするが、
ふだんは比較的寝起きがいい息子が、
なぜか今日は起きてこない。
少々困りかけたとき
枕の横に昨晩、サンタクロースが置いていった
クリスマスプレゼントがあるのが目についた。
そこで、
言い方を変えた見た。
「サンタさん来たみたいだよ!」
すると、いままで微動だにしなかった息子が急に、
まるでサイボーグの電源スイッチが入ったように
一瞬でパッと目を開けて起きた。
・・・
当たり前の話だけれど、
正しい意見はいつでも正しい。
でも正しいことをいくら言っても、
伝わらないことはよくある。
正しさを主張をして
おしまいにすることほど簡単なことはない。
そして、
自分の正しさをただ主張するだけで、
他の人を動かそうとすることほど
ムズカシイことはない。
正しいことを主張することが目的なのか?
それとも相手を動かすことが目的なのか?
自分が定めた目的にあった、
コミュニケーションの取り方に
使い分けないといけない。
それは自分の責任。
正しい言葉ほど、相手を動かそうとするには
間違っているということはよくある。
早く起きて欲しいなら、
「早く起きろ」と言うよりも、
「サンタクロース来たみたいだよ」
がいい。
自分の想いを実現したいなら、
正しい言葉より、心に届く言葉を探そう。
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心に届く言葉をかけるには、
相手をよく理解することから。
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