変化を嫌う脳をしつける2つの方法


いつもありがとうございます。
スーパー銭湯につき4回は必ず行っている、岩松正史です。

BLOGを書くのをやめて、
録音機に向かって「話す」ことが
多くなりました。

でもときどき
「書こう」とする自分がいます。

もちろんその日の気分で
変えていいことでありますが、

冷静に考えてみると、
やっぱりしゃべった方が
トータルではスピードが速いのです。

でも無償に書きたくなります。

そして結局は、話した方が早い
という結論に落ち着いて
しゃべる方を選択し直すのです。

・・・

人というのは面白くて、
そのやり方が効果的ではないとわかっていても、
過去に経験した方法を選択してしまうのです。

・子どもを叱ってはいけないと頭で分かっていても叱ってしまう
・ダイエット中は間食はいけないと分かっていてもつい食べてしまう

それと同じです。

あるいは、

・同じ所用時間でも、毎日同じ道を歩いて通勤する

のも、似たようなものです。

要するに、いい習慣化悪い習慣化に関わらず、
脳は習慣を変えることそのものを嫌がります。

・・・

はたから見ていると、
「この人はなんで自分を改めないんだろう???」
と不思議に思うことがあります。

それも同じです。

思考習慣、行動習慣。
とにかく習慣を変えるのが嫌という
誰にでもある心のクセです。

表出した行動だけを見て、
心のクセを理解しなければ、
人を動かすことも、変えることもできません。

もし誰かの行動を
改めさせたいと本当に思うなら、
出来てないことを指摘するだけでなく、

そうせざるをえない心を
ちゃんと理解することから
はじめるといいでしょう。

理屈の正誤に関わらず、
自分の心を理解されてないと感じる
人からの言葉を拒絶し、

自分を理解してくれていると
感じる人の言葉を素直に受け取りたくなる。

それもまた脳のクセです。

もう一ついえば、
自分の思う通りにならない人を見て
腹が立つのだとしたら、

それもまた、あなたの脳のクセです。
(心理学転移といいます)

他人に腹が立つというのは、
潜在意識のなかで欠点を直せない
自分に腹を立っている人ほど
他人に腹を立てやすくなります。

自分の中にある解決できない問題があると
他人に投影されてしまうのです。

人が効果的でない方法に固執するのは、
変化を好まない脳のクセがあるから。

変化しない他人に腹が立つのは、
変化しない人を変えたくなるという
脳のクセが自分にあるから。

そう思ってみれば間違いありません。

他人は自分の本心が映し出されている
ただの鏡であります。

持続する変化を作り出す方法は2つです。

1.気持ちいいと感じさせながら進める
2.変化していることに気がつかないくらい小さな変化を確実に積み重ねる

劇的な変化は必ず
脳のリバウンドを引き起こすので
注意しましょう。

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