パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(7 最終回)小技&まとめ

いつもありがとうございます。

飼っているウサギが私の鼻をなめてくるのは、決して美味しい味がするからではなく、
私を愛しているからに違いないと信じて疑わない、岩松正史です。。

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1.2人の人が、心理的接触を持っていること。
2.クライエントは不一致の状態にあり、傷つきやすく、不安定な状態にあること。
3.カウンセラーは、その関係の中で一致しており、統合していること。
4.カウンセラーは、クライアントに対して、無条件の積極的関心を体験していること。
5.カウンセラーは、クライエントの内的照合枠に対して、共感的理解を体験しており、この体験をクライエントに伝えようと努めていること。
6.カウンセラーが感じている共感的理解と、無条件の積極的関心が、最低限度クライエントに伝わっていること。
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1957年にロジャーズが発表した上記の、
「パーソナリティ変化の必要十分条件」の
6つを覚えようということで、やってきました。

<過去の記事>
パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(1)
「幹→枝葉の原則」
http://bit.ly/2B7JtUe

パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(2)
「全体理解」
http://bit.ly/2RQmebq

パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(3)
「数を確認する」
http://bit.ly/2RYr3PY

パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(4)
「アウトプット1(全体)」
http://bit.ly/2Ge2SpB

パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(5)
「アウトプット2(詳細)」
http://bit.ly/2G1T96O

パーソナリティ変化の必要十分条件の覚え方(6)
「アウトプット3(定着)」
http://bit.ly/2WBMzZO

今日はその続きで、最終回です。

・・・

今回は定着化を確実にするための
細かい作りをいくつかご紹介しましょう。

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◆(1)うしろから言う
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6つを一旦覚えたら1→6が
すらすら言える状態になっているはずです。

そこまでできたら今度は
6→1の順番に言ってみましょう。

両方がすらすら出てくれば
記憶としてかなり定着している証です。

もし1→6は言えるけれども、
6から1は引っかかるのなら、
その記憶はなんとなく曖昧になっています。

なんとなくの記憶は
試験では役に立ちません。

なんとなくではなく、
確実にと言える状態にしましょう。

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◆(2)時間をおいてアウトプットする
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今回はパーソナリティー変化の必要十分条件を
覚えると言うお題ですが、もしこれが
試験勉強なら他にも覚えなければいけないことがあるでしょう。

もし6つの文章を覚え終わったら
今度は違うものを覚えましょう。

そしてだいたい1時間位、別の勉強に集中した後
先ほど覚えた6つの文章を
もう一回言ってみるのです。

それでもちゃんと言えれば安心です。

タイミングとしては

・30分から60分他の作業に集中したあと
・翌日の朝
・3日後にいきなり
・1週間後

など、確認したいときに
いつでもしてみるといいです。

ちゃんと言える快感があれば、
もう大丈夫です。

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◆(3)書き出してみる
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私は普段記憶するときは
ノートに書きながら覚える作業は一切しません。

覚えなければいけないことを
Excelのシートにまとめて表を作ります。

キャリコン試験の場合だとだいたい
A4用紙3~4枚程度もあれば十分合格できる知識量です。

覚える段階になったら
分厚いテキストや参考書は使いません。

また、机に向かってノートを開いて
覚えようとするのではなく、
電車の中などでスマホに入れた
そのExcelシートを見ながら記憶をしていきます。

もちろん私自身が記憶するときには
今回ご紹介している方法以外にも
イメージ記憶をたくさん使います。

でも結局やってることは同じで、
口で言えるように脳に入れていくと
言う作業をしているだけのことです。

移動時間や空き時間にもちょっとずつ
覚えることができるのでとても効率的です。

でも試験の直前になると口で言う以外に
1回覚えていることを書き出してみる
と言うこともしてみます。

なぜかと言うと、口で言うテンポは
自分のペースで言えますが、
書く店舗と若干違うからです。

タイミングがずれると
記憶が引っかかって出て来なくなる
経験を過去にたくさんしました。

なので、総仕上げとして書き出すことで
試験に似た環境に慣れさせます。

やり方としては、例えば
1日でたくさんのことを覚えたら
最後その日、勉強終わる前に、
今日覚えたすべてのことを思いつくがまま
できるだけたくさん書き出してみます。

あるいは、翌朝目覚めたとき
口でアウトプットもありですが、
書き出してみるのもいいでしょう。

数日後とか1週間後とか、
とにかく自分が確認したくなったタイミングで
書き出してみるので。

要するに、書くのは憶えるためではなく、
覚えたものを確認するためだけに使います。

いかがだったでしょうか?

ここまでパーソナリティ変化の必要十分条件を例に
記憶する方法の一つの例としてお伝えしてきました。

これが記憶法の全てではありません。

でも人間の脳の特徴をとらえた
1つの良いやり方です。

記憶するのに困ってる方がいたら、
それは、その人の頭が悪いとか能力が低いのではなくて
記憶の仕方を習っていないからできない。

つまり脳の使い方を知らないだけのことです。

私自身、2010年に産業カウンセラー試験に
落ちたことで記憶法を身に付ける
きっかけとなりました。

また受験や試験、学歴にコンプレックスを
持っていた人間の1人でもあります。

ただ。今までの人生の中で
知らなかっただけと言う事実と、
自分という人間に能力がないと言うこと思考を
変に結びつけないことです。

そのためにも、脳の使い方に沿った
学習法を知っていることは、
パーソナリティ変化の必要十分条件を覚える以外でも
知っていて損は無いのではないでしょうか。

自分が合格した後もキャリアコンサルタント
の試験を試しに毎回解いています。

何の勉強をしなくても約1年半たっても
おかげさまで7回中、5回は合格点を
取ることができています。

残りの2回もあと3問以内です。

特にキャリコンは、基本がわかっていれば、
比較的簡単に合格出来る試験だと思います。

私だけでなく、私のキャリコン講座を受講し
合格された方から先日、聞いたのですが
その方もその後毎回試しに解いていて、
毎回合格点だそうです。

学校では記憶の仕方は
たまにゴロ合わせを教えてくれる程度で
総合的な方法は教えてくれませんでした。

私のような凡人が、凡人らしく
普通にやったらできるようになった
この勉強法が参考になれば幸いです。

・・・

今回のメールのテーマは、
全部で7回の大作になってしまいました(汗)。

口で話せば物の10分のことなのに、
書いて伝えるというのは大変ですね(苦笑)。

私自身、冒頭の6つの文章は
毎回、何も見ずに書き出し(打ちこみ)していました。

この1週間で、6つの文章を一番アウトプットして、
一番よく記憶したのは私かもしれません(笑)。

<お知らせ>

今年の記憶法講座と、キャリコン講座の
あたらしい日程をきめましした。

初心者のための記憶法講座 ※10名限定
・5月8日~9日(水木)
 ↓
http://bit.ly/2DHM6KM

キャリコン筆記対策試験 ※10名限定
・5月19日(日)
・5月23日(木)
 ↓
http://bit.ly/2H9ylYK



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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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