いつもありがとうございます。
メルマガの送信日を間違えて「2109年」に設定し、
生きている間に届けられないことに気が付いた、岩松正史です。
おととい1月から始まり6ヶ月に及んだ
傾聴を使い具体的問題解決が出来る
カウンセラーを育成する
傾聴心理士養成講座が終わりました。
今回初開催の講座だったので
昨年秋から準備をしてきました。
新しい講座を作る中で
どうしても入れたいコンテンツがありまして。
それは
「パワーナップ(昼寝)」です
20分前後の仮眠をとることで
眠気を感じなくなり、
パフォーマンスが上がる
という話をよく耳にしていたのと
私自身、仮眠前にコーヒーを飲んで寝る
「カフェイン仮眠」をよくしていて、
高価を感じていたので
ぜひみなさんと試したいと思っていました。
講座内では15分の仮眠時間を設けています。
毎回やっていたらそのうちに仮眠用の
寝枕を持参するつわもの受講生も現れまして(笑)。
みなさんにも好評です。
ちなにみに、
パワーナップという言葉は、
イギリスのチャーチル元首相が名付けたそうです。
また、
かのアメリカ大統領ジョン・F・ケネディも
昼寝をとっている間は一切来訪者も電話儲けなかったのだとか
(参照:プレジデントオンライン)。
参加者は24名いたのですが、
6か月にわたり毎回やってみると
効果てきめんでした。
みなさんから目標ですし
実際講座をやっていても他の講座では時々いる
眠気から白目をむいてしまうような人は
一人もでませんでした。
私も眠気を感じず出来ました。
・・・
過去に否定された迷信のような常識として
・スポーツの練習で水分をとらせずとにかく頑張らせる
・受験生が夜なべをしてチャンチャンコをまとい部屋を暖かくして、甘い缶コーヒーを飲みながら勉強を頑張る
などがあります。
どちらも脳科学や人間の体のつくりの視点から
間違いだと証明されています。
頑張るだけでは非効率なことがあります。
諸説ありますが、そもそも午後1時~3時の時間帯は
食事を食べて血糖値の上昇と、消化の作業で
エネルギーをつかい眠くなるだけでなく、
食べなくてもホルモンのバランスが
ちょうど眠気を誘う時間帯なのだそうです。
そんな時間に学生さんなら、
眠気を感じながら授業を受けたり
社会人の人なら書類づくりや、
会議の資料を釣ろうとしても
パフォーマンスはあがりません。
給料を払っているから(もらっているから)
仕事をしている姿を見せる必要がある
というだけの動機で働いているなら
それは本当の意味でいい仕事はできませんよね。
人は見た目の印象と感情で判断をする生き物です。
頑張っている姿は美しく見え
見ると安心感を得られます。
でも少し冷静になって科学的に現実を考えるなら
仮眠をとったほうがかえっていいと
判断できるかもしれません。
昼食後に仮眠をとれる方は、パフォーマンスが上がるかもしれないので
良かったら試してみてください。
<お知らせ>
仕事や家族関係などがらくになる
話しの聴き方を知りたい方のための
傾聴サポーター養成講座は毎月開催されています。
↓
http://bit.ly/2qJDa6f
<<編集後記>>
きのうは二か所目の傾聴ボランティア先
特別養護老人ホームさんにメンバーと行ってきました。
高齢者住宅の一人暮らしをしている
入居者さんと違って会話が困難な方が
比較的多いのが特徴です。
終了後のおいしいお茶を飲みながら反省会では、
認知症のためつじつまが合わない会話や
同じ話が10回も20回も繰り返されることも多いので、
気持を茶と受け止める傾聴が
ものすごく役に立つという声が
メンバーからはいつも聴こえてきます。
これからも月1回ずつに2箇所は
最低限続けて行こうと思います。
今日は午後から明日の研修に備えて
浜松に移動する予定です。
はりきって参りましょう。
今日もいい一日をお過ごしください!
・傾聴1日講座(基礎) /毎月
・傾聴サポーター養成講座 /毎月
・傾聴心理士養成講座
・初心者のための記憶術
・キャリコン筆記対策講座
・キャリコン面接対策講座
・聴く力の強化書 /4刷 自由国民社
■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)