幸せへのこだわり

幸せになれない人には、ある共通点がある。

その共通点とは、

「幸せになろうとしていること」

これから話すことを、あなたが

すぐにやろうと思うかどうかは別として、

簡単に幸せになれる方法がある。

その方法とは、

「ないモノをあきらめること」

ないモノ、足りないモノ、そういうものについて

「それは私には手に入らなんだよ!」

とあきらめ、受け入れてしまえば、

人はすぐに幸せになれる。

不幸を作り出す原因。

それは、何かが足りないと思う心。

いまあるもので足りている

・・・というか、

これが自分がもてる、すべてだと認めてしまえば、

幸せへの欠乏感はなくなる。

つまり、

「改善しよう」

「向上しよう」

「もっともっと」という感覚が不幸を作る。

そして、そのすべてが手に入らないとき、

現実を変えられないこと、

手に入らないことに執着するは人は

「不幸になることができる」

そういう人は、

手に入ったとき、喜ぶという「クセ」が身につき、

手にないらないことで、

自己肯定感を下げるという「能力を身につける」。

幸せ中毒なのだと思う。

・・・

では逆に、「足るを知りましょう」といえば

幸せになるのだろうか?

それもならない。

なぜなら、足るを知ることに執着する人もまた

足るを知ることを「欲しがっている」から。

足るを知れない自分に、

いつも欠乏間を感じることになる。

「もっともっと」でも「足るを知ろう」でも、

結局は、何かを手に入れることで

幸せになろうとするロジックは変わらない。

「幸せになろう」もダメ、

「足るを知ろう」もダメ。

では、どうしたら幸せになれるのだろうか???

その方法とは、こう。

「幸せについて考えない」

あるいは、

「幸せでも、そうでなくてもどっちでも構わないと思う」

逆説的のようだけれど、きっと人は

幸せについて考えていない時こそが、

一番幸せなのときではないだろうか。

幸せについて考えないでいい時間に

労力を使うことこそが、本当の意味で

幸せを増やす秘訣。

・・・

幸せになるために、自己啓発の

本などを読む人がいる。

その人は、幸せを増やそうとしているようでいて、

実は不幸も同時に増やしている。

本は読めば読むほど、

幸せではない自分を確認させてくれる。

「幸せについて考えてない時間を増やす」

それが一番。

でも、なかなかそれがしにくい人もいる。

どうしても幸せになるために、

よいもの探しをしてしまいがちな人は

どうしたらいいだろうか?

そんな人に一つ提案したいのは、

幸せについて「これが、あればいい」

あるいは「これが、なければいい」

という想いがわいてきたとき、

せめてそういう「いい」と

断定する言い方だけ、やめてみませんか。

(いま私は、思い方からではなく、言い方から変えようという提案をしています)

「あっても、いいんじゃないかな」

「なくても、いいんじゃないかな」

とあいまいににごす、言い方をおススメしたい。

・・・

「いい悪い思考はいけない」

と、理屈ではわかっていても、

つい幸せについてなら「いい」と考えがち。

でもそれもいい悪い思考。

「いい」と断定するのが脳によくない。

いいもの探しをしていると、

快感が中毒になる。

また、何かを強くいいと肯定しすぎることは、

別の何かを強く否定しているのと同じ。

結局、いい悪い思考から抜け出せない。

でも、これが基本的には人の性。

ならばその、いい悪い思考すら直そうとせず、

「それはそれで、いいんじゃないかな?」

と、

「いいんじゃないかな思考」

を足してみませんか?

すると、すべてを肯定は出来なくても、

すべてを否定しないでも済む。

いいんじゃないかな思考が身に着けば、

当然、否定しないで済む対象には、

「幸せではない(かもしれない)自分」

も含まれる。

幸せではない自分さえも許せれば、

幸せにはならないかもしれないが、

不幸の度合いは減る。

・幸せについて考えない

・「(どっちでも)いいんじゃないかな」という言葉を使う

幸せになりたい人に、ぜひおすすめです。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「幸せにこだわっている人ほど、不幸な人はいない」


「不幸なままで何が悪い!」

と、言ってしまえば、

それで幸せへの旅はおしまいなのです。

さて、不幸かも知れない私ですが、

今日は午前中に、体のメンテナンスに行って、

午後から楽しく仕事をしましょうか。

<お知らせ>

悩み相談というのはたいてい

不幸にまつわる話が多いものです。

他人の不幸話に耳を傾け続けるためには、

まず、自分の中の不幸と上手に

付き合えている人の方がいいでしょう。

不幸をなくした体験談よりも、

不幸を抱えながら、幸せに生きている

人の話の方が説得力が違います。

幸せだけでなく、不幸も抱えながら生きる。

傾聴の訓練はそんな深みのある

自分づくりにも役立ちます。

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