いい傾聴講師の見つけ方

いつもありがとうございます。

フライドポテトと間違えて人差し指を思いきり噛んでしまい痛かった、岩松正史です。

記憶法、試験勉強の進め方、
ダイエット、マインドマップ、夢の実現の仕方・・・
様々な講師をしています。

そんな講師業歴15年の私が
最も厳しいと思う仕事は

「傾聴の講師」

です。

なぜなら、

講座の中で指導する姿から
講師自身の傾聴力の有無を
簡単に見透かされてしまうからです。

受講者さんの中には傾聴は傾聴、
指導は指導ということで、
別のものだと捉えて気づかない人もいます。

でも、

傾聴を自主的に学ぼうと
思うような志が高い人ほど、
コミュニケーションの仕方を、
ものすごく敏感に観察していたりします。

傾聴力の有無は聴き方だけでなく、
伝え方にも表れるので、
相手の気持ちに配慮しない指摘の仕方や、

質問に対して的外れな回答をしていると、
すぐに「聴けていない」ことがばれてしまいます。

講座全体を通して
傾聴マインドを持ってしないと
講座として成り立たなくなってしまう。

傾聴の講座にはそういう
他の講座にはない厳しさがあります。

なので、

受講者さんの立場からすると
その傾聴の講師の先生が今後も
お付き合いをしたほうがいい先生かどうか
見極めるのは簡単です。

講師が指導している姿から
上から目線で言われている感じがなく
やりとりしていて安心感があれば、
きっとあなたにとっていい先生です。

逆に、出来なかった所を指摘して
「ああすべき、こうすべき」
「ここが改善点です」とコメントするだけ。

あるいは、

受講者さんがした質問の答えになっておらず
ズレているのに気づかないなど、

傾聴力が低さを感じたならその先生とは
ご縁がなかったと思えばいいでしょう。

傾聴が出来る先生なら、
講座全体の中から傾聴マインドを
ふんだんに感じ取ることが出来るはずです。

傾聴を教えている先生が必ずしも
傾聴が上手かどうかはわからない、
それがこの業界の怖さでもあります。

講師としての姿を見れば、
カウンセラーとしての資質も
見極めることが出来ます。

「この人に相談したいかどうか?」

ですね。

傾聴の方の立場からすると講師をする人は
傾聴に関する知識や指導力以上に、

「自分と相手へのへの誠実さ」

が最重要課題となります。

受講者さんが感じているものに
いつも敏感に感じ取ろうと関心を持っているか?

言いっぱなし、指摘しっぱなしになっていないか?

ズレている部分がないかやりとりしようとしている?

そして、

講師自身が自分という人間に対して
何を信じているか?

自分をごまかさず、自分にウソをつかず、
肩書きよりも自分を信じているか?

そんな傾聴力の有無が受講者さんに
ダイレクトに伝わります。

ですから、

傾聴の受講する方は、

「この講師は言っていることが理路整然としていて正しいか?」

よりも

「この講師は傾聴力が高いかどうか?」

という視点で参加するといいでしょう。

こんなことを書いてしまうと、
自分に対するハードルも
上げてしまっている気がしますが(笑)

厳しい分そこにやりがいを
感じられることもまた傾聴の講師の
楽しいところであります。

最近、傾聴の認知度が高まり
傾聴を学べる場も増えました。

いいことですね。

これから傾聴を学びに行く方は、

「この講師の先生は傾聴力が高いかどうか」

という視点で参加してみてください。

きっとあなたに必要ないい学びの場が
見つけられるはずです。

<お知らせ>

傾聴の基本を学びたい方には、
15年の実績がある
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http://bit.ly/2qvtDuo

<<編集後記>>

久しぶりにマクドナルドに行きました。

都心の駅によくある、
ゴミゴミした狭いマックではなくて、
国道沿いにある大きくて広い
マクドナルドです。

最近、個室ガスト(ファミレス)に
はまり気味ですがマクドナルドは
マクドナルドで居心地がいいですね。

だいぶ作業がはかどりました。

こんな風に気分転換しながら
いろいろな居場所を転々とするのも
楽しい物です。

今日は来週からの名古屋出張の資料作りの一日。

張り切ってまいりましょう。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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