大事なものほど特別扱いしない

いつもありがとうございます。

ラーメンは顔が命と思う、岩松正史です。

私は、知る人ぞ知る
ラーメン好きです。

ラーメンを食べるときに
自分なりのルールがありまして。

食べ終えたらまずティッシュで机の上を拭き、
器をカウンターの上にのせて帰る。

これが習慣であります。

先日、初めて行くラーメン屋さんで
同じことをして帰ろうとしたら・・・

「お客さん、お勘定!」

と呼び止められまして。

お金を払わず、
食い逃げするところでした(汗)。

何でそんなことになったのか?
考えてみると、

最近、ラーメン屋さんは
券売機で事前購入して支払いを
済ませるところが多いです。

券売機がない後払いの店では、
たいていラーメンと一緒に
伝票を持ってきます。

それを入り口付近のレジで
支払うのが一般的です。

でもその店には券売機も
伝票もレジもありませんでした。

カウンターで支払うお店は
昔は多かったですが今は少数派です。

いつもの習慣と違うから支払い忘れた
・・・というか、
思いつかなかったわけです。

・・・

似たいつもと違うから忘れた経験が
最近他にもありました。

先週出張先のホテル止まった時のこと。

最近、鍵はカードキーが多いですが、
そこは昔ながらの大きいキーホルダー付きの
アナログのカギでした。

しかも、そのカギは外出時に
フロントに預けないでお客さん自身で
持って外出するようにと言われまして。

あまりないパターンだったので
大事なカギだからと悩んだ挙句、
「どこか」にしまったのですが、
どこにしまったか忘れてしまいまして。

普段なら自宅のカギは
ズボンのポケットに入れているので、
そこにはなかったので、

「どこかで落とした」

と思い込んで必死に外を1時間探したら、
なんと財布の中から出てきました(汗)。
(答えは自分の中にある!)

普段サイフに鍵なんて入れないので、
全く思いつきませんでした。

こんな風にして、
忘れたと思っていることの多くは
実は忘れたのではなくて

特別扱いしたためちゃんと
記憶されていないことが
多いのではないでしょうか。

人は習慣の生き物です。

日常生活の中7,8割は習慣によって
営まれているという研究結果もあります。

特別扱いすると
いつもの習慣からズレます。

習慣から外れれば思い出せなくなるのは
ある意味当然です。

客商売でリピーターが増えるのは
それを購入する(行く)習慣化が
強化されるからです。

流れに違和感がなく、
ストレスがないことほど
習慣化されやすくなります。

ラーメン屋さんくらいなら
支払のルールを一度覚えれば
おしまいでしょう。

でも、

出来るなら券売機は入れたほうが、
お客さんの習慣にはなりやすくはなります。

食い逃げしそうになったという
悪い記憶はやはり残りますから
あまりよくないですね。

そういうノイズはストレスになるので
減らすのも習慣化には大切です。

恋愛も大好きな人を特別扱いし過ぎたら
それが重いと言われてしまうかもしれません(笑)
(いつまでも特別扱いして欲しい人もいるでしょうが)

タイトルのように
大事なものほど特別扱いしないなどというと
パートナーから苦情が飛んできそうですね(苦笑)。

どちらにしても、

大切なものほど特別扱いせず、
当たり前の習慣の中に入れていく方が、
スムーズに物事は運ぶようになります。

次から鍵は大きくても、
自宅のカギがついている
キーホルダーと一緒に持ち歩くことにします(笑)。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは、
特別扱いしたがためになくしてしまった、
忘れてしまった物はありますか?

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<<編集後記>>

本日2度目のBLOGです。

実は過去にも飛ばしてしまったことがあり
あと5回分負債が溜まっているのでありますが(苦笑)

毎日BLOGを書くのは習慣ですから、
書けない日があるとやっぱり気持ち悪いので
書いておくことにしました。

やっぱり人は習慣の生き物ですね。

今日も残りの時間、いい一日をお過ごしください!




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