「分けると分かる」分かると・・・もっといいことがある!

いつもありがとうございます。

「OK!Google」と書斎で叫ぶ機会が増えた、岩松正史です。

いま住んでいる自宅は
中古で買った一軒家です。

引っ越して8年になります。

引っ越してきた当初
ものすごく気になったことがありまして・・・。

わが家は2階リビングがあり
その下に子供部屋があります。

1階の子供部屋にいると
2階からときどき「ポタポタ」と
水がたれる音がするのです。

リビングにあるキッチンで
皿を洗った後に聞こえてくるのですが・・・。

「どこから水が漏れているのではないか???」

と思うとポタポタ音が
気になって仕方ありません。

そこで、

修理業者さんを呼んで
水漏れがないかチェックしてもらいました。

すると水漏れではなくただ
配管の構造の問題でそのような音が
出るだけだとわかりました。

すると、

翌日からポタポタ音が
気にならなくなりました。

・・・

おかしな話ですよね???

ポタポタはきのうも今日も
同じようにするわけです。

なのに、

水漏れではないと分かった瞬間に
気にならなくなるのですから。

私はよく

「分けると分かる」

といいます。

・事柄と気持ちを分ける
・聴く時と伝える時を分ける
・同感と共感を分ける

カウンセリングや傾聴では
分けると比較的うまくいきます。

分けると分かりやすくなるのです。

ではなぜ分かるよいかというと

「分かると安心するから」

です。

・・・

よく「気づきが大事」といいますが、
「気づき」と「わかる」は同じことです。

カウンセリング理論の多くは
自分のことがわかる(自己理解)と
心が安心することを知っているから、
気づきが大事といいます。

それは、

「分かると安心する」

と言う前提があるからでしょう。

ポタポタ音という物理的な
問題は何も解決していません。

でも、

原因がわかったら安心して
気にならなくなりました。

問題解決の方法は必ずしも
ポタポタを止めることだけでは
ないということです。

気にならなくなれば
それが問題解決です。

経験が浅いカウンセラーは
ポタポタ音を止めることばかりを考えます。

でも必ずしもその必要がなかったり、
物理的に解決ができない問題も存在します。

そんなときは、

「分かると安心する」という原則にそって、
問題を明らかにするというアプローチも有効です。

<お知らせ>

分けると分かる傾聴の聴き方は
2月1日土曜日14時から東京
丸の内で開催の出版記念講演会でお話しします
 
http://bit.ly/2PtCsEB

<<編集後記>>

クリスマスにYoutubeを運営するGoogleから
クリスマスプレゼントが届きました。

“Google Nest Mini”という
音声で操作できる端末です。
https://store.google.com/jp/product/google_nest_mini

Yotubeの有料会員全員に無料でプレゼントしたようです。
太っ腹ですね。

「OK!Google、音楽を流して」

なんていうと、端末が反応して、
音楽を流してくれたりニュースを流してくれたりするのですが、

大体のことはスマホで足りているし、
はじめは何に使おうかと悩んでいました。

最近ようやくこの端末の
いい使い方を見つけました。

それはアラームとタイマーです。

とても普通の使い方ですね(笑)

でも、スマホをいじっていちいち
時間設定するより

「OK!Google、アラームを朝6時に鳴らして!」

といったほうが早いのでとても便利です。

なくても困りませんが、
あると便利なものってありますよね。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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