<出版記念講演会in大阪>
2月29日(土)14時(梅田)
http://bit.ly/2PtCsEB
いつもありがとうございます。
握力が通常の25%しか使えない、岩松正史です。
話がちゃんと「聴けない人」といっても、
聴けないタイプは様々あります。
まず3つのカテゴリー(群)に分けてみました。
聴けていない
Ⅰ.自覚がない
Ⅱ.自覚ある
Ⅲ.気にしない
「Ⅱ.自覚がある」人たちは聴き方を練習したり
聴けないストレスを減らす努力が出来ます。
「Ⅲ.気にしない」人たちを変えることは困難です。
それも一つの生き方なので気にしていない人たちを
教育、矯正のしようはありません。
いつか聴けないことで痛い目にあって
自覚が芽生えるのを待つか、
そもそも話し相手として期待せず
別の対処法を考えるのがさしあたり現実的です。
そしてもっともたちが悪いのが
聴けていないのに「自覚がない」人たちです。
本人は聴いているつもりなので、
聴けていない自覚がありません。
聴き方一つ一つにいい悪はないので、
聴けていない自覚がない人の聴き方が
いつも間違っている(ズレる)とは限りません。
でも、自覚がない人の特徴は
「聴くとはこういうものだ」という
こりかたまった信念があることです。
自分が信じている自分のスタイルにこだわりがあり、
傾聴の聴き方で大切にする
「相手の気持ちを理解する」
ことをしていなかったり、
「気持とはこういうものだ」と単純化して
自分がシンプルに分かりやすいやり方に
こだわる傾向があります。
たとえば、
・気持ちは形容詞だけ聴けばいい
・気持ちは吐き出させるだけでいい
・同情的な態度を示していれば気持ちに寄りそったことになる
・とりあえず黙っていればそれでいい
などです。
目の前で繊細に動く人の気持ちを
流動的にわかろうとするのではなく
「聴くとはこういうこと」という
一つのノウハウに沿って聴いているだけです。
少なくても相手を理解する、
支える、寄り添うにはなっていないので
「傾聴」にはなっていませんが、
そのことに気づくことはありません。
Ⅰ~Ⅲは前文で11個の型に分けることができます。
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Ⅰ.自覚ない群
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1.勘違い型
2.ロボット型
3.カタルシス至上主義型
4.分かったつもり型
5.会話泥棒型
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Ⅱ.自覚ある
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6.沈黙型
7.沈黙恐怖型
8.身近な人は苦手型
9.発展途上型
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Ⅲ.気にしない
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10.無関心型
11.初めから聴く気がない型
1~11のの聴き方の特徴については
別の機会に詳しくご紹介していきます。
いかがでしょうか?
あなたの身の回りに本人は
聴いているつもりになっているけれど
全然わかってくれてないと感じるような
ズレた聴き方の人はいますか?
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相手がいいたいことがよく分かり
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<<編集後記>>
きのうは横浜の桜木町に
研修を受けに行った帰りに、
大学時代の友人と合流しまして
人生2度目のボルダリングに行ってきました。
先月一度行ってから面白くなりました。
2回目ならではの発見もありました。
前回余裕で登れたコースが、
なぜか今回全然うまく登れなかったりするのです。
結構何回も練習したコースの
登り方も忘れていたり。
逆に、前回すごく苦労したコースが、
今回は何の苦労もなくスッと出来てしまったり。
ボルダリングは登れるか登れないか
結果がはっきり出るスポーツなので、
「わかったつもり」「出来るつもり」
では何の役にも立ちません。
出来るか出来ないかの二者択一です。
日常生活は「つもり」であいまいに
過ごしがちな私にはちゃんと
物事を理解していくいい
トレーニングにもなっています。
きのうどうしても出来ず悔しかったコースに
きょうすぐにでも再チャレンジに
熱が冷めないうちに行きたい気分なのですが、
いかんせん筋肉痛と握力がなくなっていて
箸を握るのも少し難儀しています(笑)
3日くらいしたら再チャレンジに
行こうと決意しているのでありました。
今日もいい一日をお過ごし下さい!
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