だれでも300個の単語が覚えられる脳になる!
記憶法講座開催(9月2~3日、水木)飯田橋
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いつもありがとうございます。
散歩に行くメリットよりもかゆみの方が5倍多い、岩松正史です。
毎朝小学校に向かう小3の息子をお見送りするのが日課です。
もしかして見送れるのは今日で最後かもしれない
と思うので、
息子の背中が完全に見えなくなるまで
毎日見送っています。
私が見守っているのを知ってか
息子はときどきこちらを振り返り
手を振ってくれるときがあります。
私もそれを知っていて息子が振り返ったとき
手を振る準備をしながらいつも待っています。
でも、
振り返ってくれるのはだいたい4回に1回で
残りの日は準備をしていても
そのまま振り返らずおわってしまいます。
すると私の中で整っていた手を振る心の準備は
役に立たず捨てることになります。
残念と言えば残念かもしれません。
でも、もし4回に1回振り返ったときに
ちゃんと逃さず手を振るためには
残りの3回は必要な準備なので、惜しくはありません。
・・・
カウンセリングの最中に
アドバイスをしようか悩む時があります。
しかも伝えたい事が1つではなくて
2つも3つも言いたくなることがあります。
そんな時カウンセラーが、言いたくなったからといって
自分の都合でいろいろ言ってはいけません。
保留にすることが大切です。
・本当にそれがクライアントにとって必要か?
・クライアントがいまそれを本当に求めているのか?
・たとえ内容が正しくてもいま伝えてしまって受け止める準備がクライアントにできているか?
熟考が必要です。
わたしの場合、多くの思いついたアドバイスは
伝えることなく捨てることが多くなります。
なぜなら、
思いついたそのタイミングで言わず
さらにしっかり話を聞き続けていると、
以下のようになり不要になるからです。
・クライアント自身が自分で何かに気付く
・さきほどの話は主題ではなく他の話題に展開してすでに過去の話になっている
・すすむべきよい方向性をクライアントが自分で見ける
こういうことが起きると
「あのタイミングで変なことを言わなくてよかったなぁ」
と思います。
・・・
人間という生き物は何かに気づいたら(感情が動いたら)
それを言いたくてたまらなくなる生き物です。
カウンセラーも同じです。
でも、
クライアントに思いついたことをどんどんいったら
カウンセラーは気持ちがいいかもしれません。
でも聴くはずのカウンセラーの方が話し手スッキリして
カタルシス効果を得ているようでは話になりません。
相談を受けている最中、
何かを気づいたらそれは大事なことですが
1.しばらく保留にする
2.不要になったら捨てる
この2つの勇気を持つことが必要です。
言いたくなったら保留にしさらに話を聴き、
不要になったら遠慮なく捨てましょう。
捨てることは残念なことではなく、
全体が成功に向かうための必要なプロセスなのです。
準備をしていたけれども使わなくなったものは
よろこんで捨てましょう。
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<<編集後記>>
緊急事態宣言の時息子と早朝に散歩によく行っていましたが、
最近はときどきひとりで行きます。
でも一回散歩に行くと必ず蚊に5か所以上刺されて帰ってきます(涙)。
散歩で得たスッキリ感より
蚊に刺されたかゆみの方が大きいのが残念であります(苦笑)。
まだまだ暑い日が続きますがときどきその中に
秋風が混じってきているのを感じます。
今日もいい1日をお過ごしください!
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