「~しよう」とするはプラス思考

あるカウンセリングのテキストに

“傾聴の定義”

についてこう書いてあります。

「(傾聴とは)自分の準拠枠をはずし、
 相手に寄りそい、相手の感情、欲求、葛藤など
 内面の世界観を理解しようとすること。」

私はこの表現がとても気に入っています。

どこがかというと、最後の、

「理解しようとすること」

という部分です。

「理解すること」

ではないんですね。

「理解すること」だとすると、

それがもし上手に出来なければ

「理解できていない」自分が

とり残されることになりますが、

「理解しようする」でよければ、

完璧に理解できていなくても、

その姿勢を失わずにいれば

それでOKということになります。

結果が完璧でないのに、

姿勢だけとっていればいいなんて

甘やかしのように感じるでしょうか?

でもそれは違います。

そもそも完璧に相手を理解するなんて

できないことなのです。

理解できたか?

出来なかったか?

そういう自分では決められない

「結果」に意識をとらわれてはいけません。

そんなことよりももっと大切なのは、

相手をわかろうとする姿勢を

「もちつづける」

ことですよね。

相手のことを完璧にわかるなんて

はじめからできないことだと認めたうえで、

でもわかろうとし続けられるからこそ、

お互いの関係がより

深まっていくのではないでしょうか。

結果ではなく、

「~しよう」とし続けている

自分に丸をつけましょう。

不完全な自分を認め

願う姿に向かい行動し続けるための最高の考え方です。

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