聴く限界

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【聴く限界】
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いつもありがとうございます。
家の中でスニーカーを履いている、岩松正史です。

ある日、1階のトイレに入っていたら
ドタドダ階段を降りてくる音がした。

木造住宅だから音が響く。

その音を聞いたとき、
何か引っかかるものを感じた。

「わからない・・・」

そう・・・

誰がおりてきたのか
わからないのです。

最近、中学3年生の娘は
妻の身長抜きました。

小学3年生の息子も
身長が130センチを超えました。

以前なら、

息子はバタバタ
子供らしく歩く音がしたし、

娘は急がずにのっそり
のっそりおりてきたはずです。

妻はなにか用事があって動くので
ドタドアと音がします。

階段からおりてくる音を聴けば
それだけで誰が降りてきたのか
容易にわかりました。

でも子供が大きくなってきて
だんだんわからなくなってきました。

結局、おりてきたのは
息子だったのですが、

足音だけで聴き分けるのは
そろそろ限界のようです。

・・・

傾聴では、

「相手の話をよく聴いて、気持を理解しましょう」

といいます。

でも、

実際には話をよく聴くだけで
人の気持ちを理解するのには限界があります。

人の気持ちを理解するためには
話を聴くだけでなく3つのチャンネルが
必要といわれているからです。

1.言語(verbal)
2.非言語(non verbal)
3.声色(vocal)

人の気持ちを知るためには
言語(verbal)だけではわかりません。

だから

傾聴だけでは人の気持ちはわからない

 ・
 ・ 
 ・

・・・と言うわけではありません。

そもそも、

傾聴を話を聴くことだと思っている人は
傾聴の定義が狭く勘違いしているのです。

本当の傾聴は、相手のことをよく
観察しながら1も2も3も聴いていきます。

ところが多くの人は、
話しを聴いたらそこから
思考しはじめてしまいます。

すると2と3がおろそかになります。

傾聴はそもそも言語、非言語、声色も
聴いて気持ちを理解するものなのです。

この3つをまとめて表する
英単語があるとしたらとりあえず

それは

「vibe(振動、雰囲気)」

を聴くのだと思います。

雰囲気を表す英単語には
mood(ムード)もあります。

私の勝手な印象ではmoodには、
いま目の前で見えているものから感じる
雰囲気というニュアンスがあるように思います。

「vibe」にはなにか見えないものも
含まれている感じがするかなと。

私英語には詳しくないので
語学的にどうかはしりません。

でも、

言語、非言語、声色など
直接表現されているモノ+α
という意味ではvibeが一番近いかなと思います。

その先には「ニュアンス」や「エッセンス」という
もう少し感覚的(スピリチュアル?)なものも
あるような気がしていますが

まずはvibeを聴いてみてください。

言葉を聴くだけでは
気持ちがわからないと思ったときは、

聴くのをあきらめるのではなく、
聴く定義をもう見直して
みるのがおすすめです。

※この記事は語学の解説をしているわけではありません。
わたし個人の感覚に対するお話ですので
英語の語学的なご指摘は一切お受けいたしません。

くれぐれも

言語(verbal)だけに
反応しませんように(笑)

<お知らせ>
自分を知り人を知りたい人のための
傾聴1日講座
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<<編集後記>>
オンラインで講義をするのも座ってやるものもありますが、研修はできるだけ自宅の書斎に設置したホワイトボードの前に立って行うようにしています。

だって話した方がテンポも出るし動作もつけやすいし臨場感がでていいと思っています。

ところが自室で講義をするのには問題もありまして。

硬い床の上に靴下で立っていると1日中立っていると足が痛くなるのです。

ですのである時から室内用のスニーカーを履いてやるようになりました。

そうしたら断然足が楽になりまして。

そしてふと気がつけば、何もない時も結構家の中をスニーカーで歩くようになっているのであります(笑)

あまりやっていると床が痛みそうですが、靴って大事だなぁと実感しております。

東京地方は薄曇りですが晴れ。

今日も昨日に引き続き息子の習い事の送迎です。

今日もいい1日をお過ごしください!





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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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