うつと傾聴

傾聴の体験会
https://bit.ly/340LrDl

いつもありがとうございます。
うえの3つが出ない、岩松正史です。

きのうの夜、オンラインライブ配信をしました。

うつ病経験者の林 美冶(みや)さんとの対談です。

詳しくはYouTubeをご覧下さい。
https://youtu.be/CANW0sGzLvY

林さんは過去20年間で
3度のうつ病を経験しました。

なかでも最近あった3度目が
一番重い症状だったそうです。

林さんは5年ほど前から傾聴を
学んでいる傾聴の学習者でもあります。

傾聴はメンタルケアにも
役立つとおつたえしています。

でも傾聴を学んでいる人が鬱になるなら、
傾聴は役に立っていないのではないかと
思うかもしれません。

また、

以前、親しくさせていただいている
知り合いの精神科の先生から、
うつ病の人には傾聴はしない方がいいと
いわれたことがあります。

理由は、ネガティブな自分の内側に
どんどん入っていってしまうから
ということでした。

傾聴を学んでも鬱にはなるし、
話を聴けば聴くほど症状がひどくなるなら
傾聴はしないほうがよさそうです。

でも、

きのうの林さんの話は、
それとは別の視点の話でした。

傾聴を学ぶことにより
「自分の心の声が聴けるようになって楽になった」
というのです。

傾聴は薬物ではありません。

傾聴するだけで何かの症状が
さっとなくなる魔法ではありません。

林さんいわく、若い頃から鬱をくり返してきた
一つの要因は育ってきた環境の中で
自分に厳しくあたる習慣が
身についたからだそうです。

そしてそれは今もまだ残ってはいます。

傾聴学んだことでだいぶ自分に
優しく接せられるようになったのだそうです。

3度を経験している鬱の中で
最近経験した3度目が最も
症状が重かったのだとか。

一番重かったにもかかわらず、
今までの中で一番早く回復できのは
自分の心を傾聴し対話できるようになったからだと
林さんはいいます。

主観なので実際の答えがなにかはわかりません。

でも、役に立っている実感があり、
対処法をもっているという安心感がある
という事実は否定されるべきものではありません。

傾聴がメンタルケアに役に立つか?
人によって違います。

でも、

ふだん気持ちをわかってもらえる
体験などないでしょうから
聴いてもらえる人がいて損はありません。

また、

聴いてくれる人がそばにいないときもあります。

そんなときのためにも
自分自身が傾聴力を身につけて自分の心の声を傾聴し、
自分を支えるサポーターとしていてくれれば心強いでしょう。

それがまたムズカシイからこそ
気持ちが落ちる人が多いのだと思います。

人の話を聴く傾聴も悪くないけれど、
けっきょく自分の話を聴けた分だけ
人にもできるようになるだけです。

そして私は思います。

人の話を聴きたいと願う心の本質は、
自分の心を聴きたいと願う自分に対する欲求の
裏返しなのだと。

人を知り自分を知る。
自分を知り人を知る。

自分の事を分かってあげたい人に
傾聴はやはりおススメです。

※林さんとの対談動画よかったらご覧ください
https://youtu.be/CANW0sGzLvY

本心が聴けるようになる
傾聴1日講座(東京、大阪、オンライン)
https://keicho1day.com

<<編集後記>>

きのうはボイトレの日で
都内に出かけました。

ボイトレがあるということで、
「ボイトレのための練習」で
前の日6時間カラオケボックスで
歌い続けていきました。

そうした、

先生からほめられ・・・

るどころか「歌いすぎ」と
あきれられまして(笑)

よい子の皆さんマネするのをやめましょう(笑)

毎朝、散歩しながら発声練習しているおかげで
だいぶ求められているものが
なんなのかわかってきました。

きのうは高音域の練習をしたのですが
私の場合、高い「ラ」の音まではクリアできていて、
これは一般の方にはなかなかハードルが高いことだそで、
そこはよいと認めていただけました。

でも、そこから3つ高い音まで
裏声を使わずにしっかり出せるようになると
歌の幅がさらに広がるということで
トレーニングをこれからもつづけます。

目標がはっきりしている方が
努力のしがいがありますね。

東京地方は晴れていますが肌寒いです。

今日もいい1日をお過ごしください!


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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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