東横インにはかならず内観の本があります

東横インには必ず

「内観」

の本が置かれています。

これは東横インの西田社長が

熱心な内観者だったからだそうです。

(駐車場の問題でいろいろ叩かれた方です)

内観療法は森田療法と並ぶ純日本製の

心理療法としていわれ、

吉本伊信先生が考案されたものです。

東横インに置かれている本は

吉本先生のお弟子さんであり、

私が8年前に直接内観を受けに行った

奈良内観研修所の

三木義彦先生が書かれたものです。

IMG_2824

三木先生も奥さんも臨床心理士で

大学関係のお仕事をされています(当時はいました)。

何も知らない人は内観のことを

宗教だとか言いますが、全然違って

自分の内面を見つめる自己修練法でしかありません。

見えない世界をあやしく見たり、

内面を見つめる=宗教だなんて、

自分と向き合えない人間力の欠如は

戦後教育の一つの成果といえるでしょう。

それはともかく、

久しぶりに本を見たら

8年前でもご高齢だった三木夫妻のことが気になり、

記載されていたURLをみたら、

なんと!

ホームページがスマホ対応になっていました(笑)

確か息子さんがいるとおっしゃっていたので、

息子さんか学生さんがされたのでしょうか。

プロフィールにはお二方ともお名前があり

お元気そうでよかったです。

余談ではありますが、

私はおそらく世界に3人しかいない

「内観指導者研修」

を受けた人間の1人であります。

7日間の内観を終了した後、

たまたまその時だけ翌日に

三木夫妻が内観指導者研修をするというので、

もう一泊滞在を伸ばして受けてきました。

残りの2人のうち1名は名古屋の医学療法師さん。

そしてもう1人は、

今でも忘れないインドで有名らしい

自分ブランドのお紅茶が発売されている

お坊さんでした。

(たしかウィマラさんとおっしゃいました)

でも指導者研修はその後、

少なくとも三木先生のところでは

開催がなかったように記憶しています。

その後、

私自身も内観研修をしようと会社で企画をし

申し込みもいただいていたのですが、

開催日が2011年の東日本震災の

翌週だったため中止となり、

そのままとなりました。

ホテルで本を見ながら、

当時のことを思い出して懐かしい気持ちになりました。

ちなみに

私が10年来お世話になっている

ベテランカウンセラーの先生がいるのですが、

その方は数十年前に吉本伊信先生から

直接内観指導を受け、

帰りぶ京都駅に新幹線に乗るために立ち寄った際、

駅の改札口を通るときに、

急に自分の中の宇宙を見え、

以来、人生がガラリと変わったのだそうです。

私は残念ながら帰りの駅の改札で

宇宙を見てやろうと持ったのですが、

邪念が強かったようでみることはできませんでした(笑)

でも、

私の著書(聴く力の強化書)の最後のほうに書いたように、

内観から数年後、

京都であった祖母のお葬式の帰りの新幹線の中で

はじめて自分を助けてくれる心の声を聞く

と、いう体験をしたのでありました。

内観は誰にでもできる心理療法の一種であり、

自己修練方法でもあります。

その後、内観をすることはありませんが、

内観は自分の内面を見つめる傾聴をはじめた、

私の原点の一つです。

後もう一つ。

まだ長女が1歳半くらいで小さかった時に、

一週間家を空けることを許してくれた

妻に感謝であります。

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