【募集】12月14日(火)20時
怒りっぽい、落ち込みやすい、自己肯定感が低い人のための
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いつもありがとうございます。
電車で一番は端はすきじゃない、岩松正史です。
今回は、特に伝え返しのときにどういう言い方をすると
受け止めた感じになるのかというお話です。
なかなか聴く深さが出なくて困っている方は
多いのではないかと思います。
いろんな受け止め方がありますが、
今回は3つご紹介したいと思います。
レベル1.ですね形
レベル2.言い切り形
レベル3.つぶやき形
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レベル1.ですね形
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たとえば、
娘さんが不登校で心配をしているという方がいたときに
話し手「娘のことが心配で・・・」
聴き手「娘さんのことが心配なのですね」
のように「~ですね」で終わらせる言い方です。
これいちばんオーソドックスでカウンセリングなど
学びはじめの方が普通に使っています。
でも、
「ですね、ですね」とあまりつづくとしつこいのと
心の距離を感じやすくなります。
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レベル2.言い切り形
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そこで、
2番目にお勧めしているのが「言い切り形」です。
話し手「娘のことが心配で・・・」
聴き手「娘さんのことが心配。」
「ですね」をつけない言い方です。
個人的にはこの方が受けとめた感じがあると思うので
私は比較的よく使います。
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レベル3.つぶやき形
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まず、
言い切り形になれるといいと思うのですが、
さらに深くしっかりと寄りそって受け止めたいなら、
「つぶやき形」がおすすめです。
話し手「娘のことが心配で・・・」
聴き手「娘のことが・・・心配で・・・」
「ですね形」も「言い切形」も話し手と聴き手の関係は
「あなた」と「わたし」と向き合った感じがします。
でも、
「つぶやき形」は「私があなた」あるいは「私と私」
のようにあたかも本心であるかのような印象を与えます。
これが傾聴の姿勢でよくいわれる
「あたかもクライエント自身であるかのように」
を体現できる方法です。
心理的により話し手の近くにいる感じがあります。
極論をいってしまうと「つぶやき形」だけ
トレーニングしていればいいという考え方もあるのですが、
私は2番目の「言い切り形」も大事な気がします。
形だけでない本当に深く聴くのをやりたいかたは
「ですね形」はやめて「言い切り形」と「つぶやき形」を
集中的に練習することをお勧めします。
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<<編集後記>>
電車の座席に座わるとき人気なのは「はし(端)」ですよね。
これはおそらく人間の危険察知本能が働いていて
左右どちらでも人がいない場所の方が
安全性が高いと無意識に感じるからだと思います。
でも、個人的には端に座っているときに
嬉しくない体験を何度かしていまして。
扉に立っている人のカバンや長い髪の毛が
私の顔にぶつかりそうになったり・・・。
なので、わたしは座席が自由に座れるときは
一番端があいていても端から2番目以降に座ります。
あっ、でも、唯一車両の最後部にある角席は
横に人が立たれる心配がないので好んで座ります。
なにに安全を感じ、なにに不安を感じるかは
人それぞれですね。
今日もいい一日をお過ごしください!
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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社