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<6周年記念特別企画>
傾聴ロールプレイ練習会(Zoom)5月10日(火)20:00~22:30
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17
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いつもありがとうございます。
手羽先はとりあえず5人前からの、岩松正史です。
毎月開催している傾聴講座の体験会は、
リアルに会話して、何でも訊ける場にしています。
もちろん講義もしますが、
講義中も質問を自由に受け付けていますし、
体験会の終了後は毎回15分間ぐらい
フリートークの時間をとっています。
コミュニケーションについてや職場の悩みなど、
何でも質問できる時間があり、
その時の会話が楽しいのです。
私も体験会を始めたばかりの頃は、
「傾聴」を一生懸命に伝えようと
講義用のスライドをいっぱい作っていました。
ですが、
体験会を重ねる中で参加者の皆さんと
一緒に話す時間が長くなっていって、
結局、どんどんスライドが短くなっていきました。
一方的に知識をお伝えし続けるより、
湧いてきた疑問、もって来た質問にお答えしたほうが
本当の意味での学びは多いように思います。
体験会の終了後、フリートークの時間では、
自分は話したいことは特になくても
誰かが話すのを聴いてみたくて残る人も多いです。
他に人から気づきや学びを得るのでしょうね。
お勉強だけじゃない、直接のやりとりの中のほうが
意外と本心が出たりして、参加者のみなさんの
満足度も高そうです。
そんな会話のやりとりの時間が大切だと思っています。
知らないことはわからないとはっきりいいますが
質問への応答は得意であります(笑)
そういう雑談する私の姿の中からも
「傾聴を学んだらこういう風に分かるんだ」
と納得してもらえたらうれしいです。
面白そうだなと思ったら、ぜひ一度、
体験会に参加してみてください。
ご興味ある方との出会いを楽しみにしています。
◆オンライン傾聴体験会
・4月26日(火)10:00
・5月4日(水祝)19:30
・5月13日(金)19:30
・5月16日(月)10:00
・5月29日(日)10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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<<本文>>
ロジャーズのいう傾聴するときの三原則は
「一致、受容、共感」であります。
「受容」は一般的に受け止めること、
批判しないこと、判断しないことなどと言われます。
間違いではありません。
でも、
もっと正確に言うなら受容とはそこにある
「すべて」に対して「無選択でいる」ことです。
会話、クライエントの行動のすべて、クライエントあり方、
会話の場にある空気、会話している二人の空間、
カウンセリングルームで対面で面談している最中に
なぜかわからないが一瞬クライエントよりも、
部屋の入り口の扉のノブが気になっている自分・・・。
そんな風にその場に存在する「すべて」に対して
無選択でいることを受容(無条件の積極的関心)といいます。
無選択とはどういうことか?
ちょっとややこしい話をします。
・・・
私たちは、自分は自分、人は人、それぞれ
別の生き物としてそこに存在していると「思って」います。
でも実は、
例えば私は、私がいま生きていること、
存在していることを証明することはできません。
なぜなら、
いま私は夢の中にいるのかもしれないですし(笑)
あるいは、
映画マトリックスのように、
頭に何かコードをつけられていて、
部屋で面談しているという映像を
脳の中に送り込まれているだけなのかもしれません。
本当に今、自分が自分だと思っているものが
本当の自分かどうかはわからないのであります。
私が思っている私とは違う別の「何か(生き物?)」が
私の実態なのかもしれません。
もし、
夢のようなものを見ているだけの「何か」なのだとすると、
いま誰かと会話していると思いこんでいる自分も、
自分が会話をしている相手だと思い込んでいる相手も、
自分がいると思っている部屋も、
すべてその夢を見ている本質的なの自分の中に
あるだけのものなのかもしれません。
いまこれの現実と思い込んでいるものが
本質的な自分自身が作り出しているただの映像だとしたら
自分も、相手も、この空間も、すべて
「自分自身」なのかもしれません。
私たちがどうやって精神と肉体を合体させているのか
その構造が自分でもよくわからないのと同様に、
どれが自分で、どこまでが自分なのか???
本当は誰にも分らないのです。
・・・と、
これは私の例えばの空想の話ではありますが(笑)
話しを戻すと、
「ここにあるすべては何か意味を含んでいるもの」と捉えることが、
無選択でいるとこを意味する本来の受容、
ロジャーズが行った無条件の積極的関心
(Unconditional positive regard)であります。
すると、
受け止めてあげるとか、判断しないとかいうのは、
全体からみると小さな「自分」が何をするしないという
自分全体のほんの一部分の話をしているだけで、
全体が見えていないことになります。
こういう話は、好きな人は好きで、
苦手な人はものすごく苦手な話かもしれませんが
言いたいことは受容とは
「そこにあるすべてに意味がある」
ととらえながら自分をその場に身を
置いておくことなのであります。
わかる人にはわかる、わからない人にはわからない話に
最後までお付き合いいただきありがとうございます(笑)
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<<編集後記>>
きのうから飯田橋で傾聴サポーター養成講座を開催しています。
今回は大阪や群馬からの参加もご参加いただいています。
最近はオンライン開催も増えていますが、
リアル開催にはやっぱりオンラインとは違う楽しさがあります。
つい力が入ってしゃべり過ぎました(笑)。
きのうは終了後、「手羽先の山ちゃん」に
残った2名の方と懇親会に行きました。
山ちゃん、事務所のビルの一階にあるもんですから
昔からよくいっています。
手羽先好きなメンバーがいまして。
その人と2人で行ったときは
「とりあず10人前(50本)」
食べていた時期もあります。
(その後、食べ過ぎて手羽先を見るのもイヤに
なった時期がしばらくありましたが(笑))
いまでも2になら5人前ぐらいは普通にいけますね。
きのうはコロナ復帰後第一戦目ということで
ちょっと控えめに三人で五人前頼みました。
最近少しずつ他の方との外食も増えていますが
もっと大人数で懇親会ができる日が
早く戻ってくることを願うばかりです。
◆傾聴関連◆
・傾聴1日講座(基礎)
・傾聴サポーター養成講座