「くり返し」の大切な意味とは?

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◆オンライン体験会&説明会
・7月18日(月祝)19:30
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●時間:120分 ※終了後フリー質問タイムあり
●定員:5名
●参加費:¥2,000

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いつもありがとうございます。
3日に一度は洗濯、岩松正史です。

相談を受けている最中、
同じ話が何度もぐるぐる回ってしまい
困ることはないでしょうか。

同じ話が繰り返されるということは
深まっていないということです。

これには主に2つ原因がります。

1.受け止めが浅い
2.主訴に関われていない

この2つはそれぞれ独立したものではなく
関連しているものであります。

それぞれ開設しましょう。

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1.受け止めが浅い
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受け止めが浅くなる一番典型的な例が
くり返しがないことです。

「~なのですね」と気持ちのワードを含め
しっかりと受け止めることで、
クライエントは理解された安心感をもち
自分の内面に意識を向けやすくなり深まっていきます。

会話全体が落ち着いていきます。

深まらない会話になる聴き手の多くが
「~ですか?」と語尾をあげて
疑問形にしてしまうクセを持っています。

疑問形にすることで
会話は続きやすくなります。

でもそれは、表面的な
会話が続くだけで深まりません。

適切な質問は深めるのに役立ちますが、
受け止めがしっかりされないまま
質問を繰り返しても深まりません。

質問より受け止めのほうが大事です。

また、

気持ちのワードをくり返すのは
クライエントのためだけではありません。

ゆったりと深いくり返しをすることは
聴き手の心の中にそれを感じる間
を作る意味もあります。

くり返しをしっかりしない事は、
聴き手が心で感じないまま
応答することになるので軽くなるのです。

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2.主訴に関われていない
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主訴に関われるかどうかはその人の
経験と能力によるところが大きいので
一朝一夕にはいきません。

練習が必要です。

でも、ではどういう道筋をたどって
主訴に関われるようになるかというと、

これもやはり、

主訴にまつわる気持ちのワードをくり返しながら
聴き手自信が感じているからこそ
主訴がわかってくるのです。

主訴は、会話の中のワードをただ
一生懸命聞いていればわかるものではありません。

クライエントと同じ感覚を
聴き手が感じ、感覚の中から
理解するものなのです。

聴き手がいかに感じながら聴いているかが
主訴への関わり方を決めるので
感じないまま聴いていると会話は
ぐるぐる回りやすくなります。

まず、

クライエントに応答してあげる
という意識を捨てましょう。

聴きき手自身が自分が感じるために
傾聴しているんだと言う意識で聴きましょう。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>
7月19日(火)20:00 Zoom
安全で学びが多い「傾聴ロールプレイ練習会」
※自分で課題を決めてそこへのフィードバックをもらいます
参加費2000円
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17

<<編集後記>>

暑くて湿度が高い日がつづきます。

私は自分の洗濯ものは自分でしているので
洗濯回数がものすごく増えました。

朝、散歩に行ったりすることもあり、
帰ってきたらシャワーを浴びたら
洋服を着替えますし。

ふと気づくと着れるものが
なくなってるんですよね。

シャツはいくらでも変えがありますが
困るのはパンツです。

先日もシャワーから出てきたら
パンツがなくて(汗)

買い足さないと行けなさそうです。

暑い日が続きますが、

今日もいい一日をお過ごしください!

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