見た経験が多いものを選んでしまう心理を勉強に応用する

*明日開催!
7月19日(火)20時「傾聴ロールプレイ練習会」
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17

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傾聴サポーター養成講座 随時募集中!
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆オンライン体験会&説明会
・7月18日(月祝)19:30
・7月28日(木)19:30
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・9月12日(月)10:00
・9月27日(火)10:00

●時間:120分 ※終了後フリー質問タイムあり
●定員:4名
●参加費:¥2,000

詳細・申し込みはこちら
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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いつもありがとうございます。
どうも体重が減らないと思っていたら〇〇だった、岩松正史です。

「次の5つの文章の中から正解を1つ選びなさい」

このように選択式の試験のための勉強する場合、
1番やってはいけないのが「過去問をたくさん解く」ことです。

何度も過去問解く行為は、
質問の傾向を知ったり
時間配分の確認などにはいいでしょう。

でも、

正解を選べるようにするためには最悪です。

・・・

何が問題かというと、
正解以上に不正解の文章を
たくさん読んでしまうことです。
(5択の場合正解1つ、不正解4つ)

「利用可能性ヒューリスティック」とは、
よく知っているものほど価値が高い
無意識に流される心理です。

人間は単純によく知っているものや
見聞きする回数が多い情報を
価値が高いと思みます。

例えば、

スーパーに行って牛乳を買おうとするとき、
「いつもの牛乳」を選ぶのは、
必ずしも価格が安いからだけではありません。

「いつもなら間違いない」と無意識が判断するからです。

有名な芸能人が出ている商品のCMをみると
その商品はいいものだろうと思い込み購買確率が上がるのも
利用可能性ヒューリスティックです。

これを試験勉強に当てはめると、
5つの文章の中から正解を選ぶ試験の場合、
当然その中に正解は1つのみです。

裏を返せば不正解が4つ書いてあります。

不正解の情報に何度も
触れているとどうなるでしょうか?

当然そこにも利用可能性ヒューリスティックが働きます。

何度も何度も同じ過去問を反復して解くと
正解は分かってきますが、
不正解も同時に目に触れることとなります。

不正解でも「見たことがある文章」は
利用可能性ヒューリスティックにより
「身近な情報」として記憶されます。

試験にもよりますが、一般的に
実際に自分が試験を受けるときは
過去問を全く同じ文章がそのまま
主題されることはありません。

必要な知識は同じでも、
文章は違った形で出題されるでしょう。

すると、

選択に悩んだ時に「見たことがある情報」
が価値が高いと判断しがちなので
過去門の不正解に含まれていた情報でも
それを選択してしまいがちになるのです。

むやみに同じ過去問を何回も解く事は
正解の選択肢を頭に入れると同時に
不正解の中に含まれる情報も
身近なものにしてしまいます。

すると、

利用可能性ヒューリスティックがおきるので
過去問をむやみに何回も解くのはダメなのです。

では、どうしたらいいか???

不正解の情報に触れる機会を減らし
正解の情報に多く触れることです。

過去問を反復して解くのはやめて、
過去問を開きながら不正解を修正した
正解となる文章が書かれた正答集を作っていきます。

その正答集をくり返し勉強していさえすれば
正当集に書いてある以外のものは
「不正解だ」と判断ができるようになります。

あるいは利用可能性ヒューリスティックの逆利用で
より正解に近い情報を選びやすくなります。

正解の反復練習には2つの効果があります。

1つは「記憶の定着」です。

脳の器質的に反復体験されたものが記憶に残ります。

2つ目は「単純接触効果による利用可能性ヒューリスティック」です。

接触回数が多い情報の方を
より選びやすくなります。

勉強や習い事をするときはとにかく、
不正解の情報に触れる機会を減らし、
正解の情報に触れる機会を増やすのがおススメです。

よかったらやってみてください。

*BLOGを読んだ感想や質問はこちらにどうぞ↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfCy1YGKWnGj21PjbL607RKcgEW4T1MD1NbCiQM6QjTXG1_hw/viewform

<お知らせ>
7月19日(火)20:00 Zoom
安全で学びが多い「傾聴ロールプレイ練習会」
※自分で課題を決めてそこへのフィードバックをもらいます
参加費2000円
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17

<<編集後記>>

体重計の履歴を見ると6月の頭に
いちど65kgを超えまして。

これはやばいとダイエットを始めました。

目標は61kg台。

ダイエットは簡単を自称する私なので
過去の経験から

「これぐらいのペースでやれば、これぐらい体重が減る」

というのはわかっていたつもりですが・・・。

見かけはだいぶほっそりしてきているのに
7月に入っても62kgをなかなか切りません。

「おかしいな」とずっと思っていたのですが
ふと先週あることに気がつきまして。

「洋服着たまま」体重計にのっていたのでした。

以前は正確に体の重さを計ろうと
服を全部脱いで計ってたんですね。

でも、それをやめていたのを忘れていました。

体重計にはいつも朝のるのですが、
考えてみたら朝着ている服(パジャマ)は
毎日同じ重さだから増減を知るだけなら
脱ぐ必要ないなと思いまして。

最近はパジャマ着たまま計ってました。

でも、半袖のパジャマといえども
重さを測ってみたら500gあるんですね。

パジャマ脱いで計ったら
一気に当たり前に61kg台になりました。

ダイエットとしては目標達成ですが、
一旦59kg台が届くところまで落として、
その後60.〇kgが維持できるようにします。

今日もいい1日をお過ごしください!

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