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【ズレない傾聴（１）】傾聴のロールプレイで、初めて違和感を覚えた
【ズレない傾聴（２）】カウンセリングが怖いと思った瞬間
【ズレない傾聴（３）】カウンセリングの学校と決別した決定的な出来事
【ズレない傾聴（４）】傾聴に感じていた、気持ち悪さ
【ズレない傾聴（５）】それでも私が「ズレない傾聴」を手放せない理由
【ズレない傾聴（６）】1年半、傾聴するが怖かった
【ズレない傾聴（７）】世間の「ふつう」と自分の感覚のズレのジレンマ

＞＞過去記事の一覧はこちら
https://keicho.info/blog/?s=%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%81%AA%E3%81%84%E5%82%BE%E8%81%B4

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いつもありがとうございます。
お気に入りアイテムは在庫する、岩松正史です。

この連載も、そろそろ終盤に差しかかってきました。
あと少しだけ、私の話にお付き合いください。

人の微細な気持ちの傷つきが気になる
私の感じ方が、決して間違いではない
と思わせてくれたのは、

私には、傷ついたように見えた
その人たちでした。

あとから関わってみると
やはり、その人達の多くは
傷ついてる人がいたのです
（一部を除いて）。

でも、

「私はあの心ないオブザーバー役（聴き手）の
　応答で傷つきました」

と、はっきり言える人は1割もいません。

多くの人は、

「うまくできない、自分が悪いんです」

「指摘されたことは本当だと思うので、
　勉強になりました」

「皆さんがおっしゃる通りだと思ったので、
　もっと勉強します」

と、傷ついた自分に蓋をして、
反省と、とってつけたような
前向きの言葉を発する特徴があります。

でも、
そういう人の気持ちを聴いていくと
さっきまでのひきつった作り笑顔が
ゆるんだ笑顔に変わるのです。

いったい、どうすれば、

「傾聴の練習の場はもっと
　安全な場になるんだろうか」

と、思い悩むようになりました。

とはいえ、

これはとても感覚的なことで、
気にならない人にとっては、

言う側も、言われる側も、
気にならないことなのです。

無理にこの独自の感覚を、
正義であるかのように押し付ければ、

それはそれで、相手の心を
否定することにもなりかねません。

このジレンマを、どう解消すればいいのか、
悩んだ結果、とりあえず

少なくとも、自分が出会った人たちだけには、
楽でいられる傾聴を伝えよう
という、当たり前の結論に達しました。

その頃から

「聴く人が楽になる傾聴」

というキャッチフレーズを、
使うようにしました。

それが、当時の本心であり
できる精一杯でした。

「聴く人が楽になる傾聴」という、
最も大事にしていることを
キャッチフレーズとしてから、

いろいろな、変化を体験しています。

＜編集後記＞

もう５年ほど履いている
ビジネス用の革靴が
壊れかかってきまして。

足の裏のゴムと皮の継ぎ目の
接着がとれて、はがれかかってきています。

そろそろ、
次の靴を「出そうかな」と思っています。

と、いうのも

私は、お気に入りのアイテムは
出来るだけ

「在庫してもつ」

ようにしていまして。

いまの靴はとても気に入ったので
同じものを買って
在庫してあるんですね。

これは、
ビジネスシューズの話ですが

実は、日常用のスニーカーも
気に入っているので
同じものが在庫してあります。

新しもの好きでもありますが
お気に入りは使い続けたい
たちでもあります。

今日はこれから
傾聴１日講座（実用）で
仕事納めです。

みんさんも、一年間お疲れ様でした。

今日もいい一日をお過ごしください！