支援者支援を考えるときに大切な「枠を守る」ということ

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いつもありがとうございます。
珍しく二軒ハシゴの、岩松正史です。

カウンセラー、親、相談窓口の担当者、管理職、
ボランティアなど、人を支える立場にある人を支えるとき、
大切になるものがあります。

それは、「枠を守ること」です。

支援の現場には、
色々な枠があります。

・時間の枠
・責任の枠
・お金の枠
・空間の枠など

その中でも、特に大切なのは「責任の枠」です。

なぜなら、

枠は単なる制限ではなく、
支援を続けるための判断基準になるからです。

・枠がない
・枠を守らない
・枠を曖昧にする
・その場の感情で枠をなくしてしまう

こうしたことが続くと、
支援の現場は少しずつ疲弊していきます。

一見、枠をゆるめることは
親切に見えるかもしれません。

しかし、
枠を決め、それを大切に守ることで、
支援を受ける人だけでなく、
支援をしている人たち全員が守られます。

たとえば、

求められるとどこまでも親切に
応えようとする支援者がいます。

その気持ち自体は悪いものではありません。

しかし、

組織やチームで支援している場合、
ひとりの支援者が枠を超えて対応し続けると、
他の支援者が困ることが多々あります。

「前の支援者はここまでしてくれたのに、
 なぜあなたはしてくれないのですか?」

そう言われ、本来守るべき枠を超えた対応を、
他の支援者にも求められるようになるからです。

一度枠を超えると、
要望はさらにエスカレートしやすくなります。

そして、

一度境界線を越えるのを許する
その後の要求も断れなくなってきます。

枠の逸脱は、支援者個人の問題にとどまりません。

組織全体の基準が揺らぎ、
支援の質や継続性にも影響していきます。

親切にすることは大切ですが、
組織的な支援の現場では、
親切であれば何でもよいわけではありません。

目の前の一人への特別な親切が、
見えないところで、別の担当者や仲間、

これから支援を受ける人、あるいは
未来の自分自身に負担をかけることもあります。

「この対応は、本当に支援として適切だろうか」
「他の人も無理なく続けられるだろうか」
「誰かに負担が移っていないだろうか」
「自分の価値観を、他の人に押し付けることにならないだろうか」

そう考えることが、
プロの支援者としての責任です。

支援は、善意だけでは続きません。
親切心だけでも、現場は守れません。
枠を守ることは、冷たいことではありません。

枠は、支援を継続するための知恵であり、
支援者を孤立させない仕組みであり、
チーム全体を守るためのやさしさでもあるのです。

<今日の言葉>
素人は、善意の名のもとに枠を譲り
プロは、善意を続けるために枠を守る

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<編集後記>

きのうは珍しく、外部団体の集まりを
2軒ハシゴしました

ふだん、一人で動いていて
集まりはだいたい自分が主催なので
その他大勢として参加する
機会はあまりありません。

新鮮、でもありますが
多くの人の中にいるのは苦手で
疲れました。

あらためて自分は
社会不適応者だから
独立起業しているんだと納得した次第です。

今日もいい一日をお過ごし下さい!

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