境界線なんてない

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いつもありがとうございます。
お気に入りは玉ねぎ、岩松正史です。

人間関係については
「境界線」という言葉が、
あまり好きではありません。

なぜなら、

目に見える「線」があると
勘違いしがちだからです。

人間関係の本を読むと、
よくこんなことが書かれています。

「相手が心に踏み込んでくるから
 境界線を引きましょう」

「相手の感情に巻き込まれないために
 境界線が必要です」と。

私自身、
はじめて通ったカウンセリングの学校の先生が
この境界線の話が好きな方だったので、
昔はバウンダリー(境界線)に関する
本を何冊も読みました。

でも、

どうしても腑に落ちなかったんですよね。

そもそも、

その境界線の「線」とは何なのでしょう。

その線は、どこにあって、
何でできていて、どうやって引くのでしょうか。

そう考え続けるうちに、
「境界線を引く」という発想そのものが、
違うのではないかと思うようになりまして。

私が思うのは、境界線は線ではなく
「自分自身」なんだと今は思っています。

自分がどんな人間なのか。

何を感じていて、
何を大切にしているのか。

何が好きで、何が苦手なのか。

自分を自分でどう取り扱っているのか。

そうした自己理解が深まるほど、
自分という人間の内面の輪郭が
はっきりしてきます。

その輪郭がしっかりするほど
まるで卵の殻のようなものが
私たちの外側にあって

その膜が、殻になり、
殻がどんどん厚くなり

受け入れたいものを受け入れられるようになり
受け入れたくないものから
自分を守れる自分でいられる。

自分の気持ちがよくわかっている人は、
「これは私の気持ち」「これは相手の気持ち」
という違いも見分けやすくなります。

自分の理解が進むほど
自分の外との境界が
はっきりわかるようになる。

境界「線」を引くのではなくて、
境界は自分の周りに「出来ている」
そう思うのです。

人への共感についても理屈は同じです。

相手の気持ちを理解しようとするとき、
「入り込みすぎないように境界線を引こう」
と考えるよりも、

まず自分の気持ちを丁寧に
感じとることで、相手も自分も望まない形で
関わらなくなる。

自分の気持ちがわかれば、
自分ではないものが相手の気持ちだと、
自然にわかってきます。

なので、

「境界線を引く」という表現に、
違和感があります。

線を引くという言葉には、
遮断する、遠ざける、壁を作る、
といった響きがあります。

でも、

人間関係は、線を引けば
冷たくなって、距離が遠くなる
しかないと思うんですよね。

相手を遠ざけるためではなく、
自分を理解することによって、
自分の輪郭が育っていく。

その結果として、人との
適切な距離感も生まれてくる。

私はそう思っています。

もちろん、

相手との関係がつらいときには、
物理的な距離を取ることも必要です。

けれども、

心の中に定規で線を引くような
「心理的境界線」は、
実際には「ない」のではないでしょうか。

私は、境界線を引くことよりも、
自分自身を深く知ることをおススメする派です。

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<編集後記>

昨年末に始まったパスタ作り、
あい変わらずほぼ毎日パスタを作っています。

単純計算で、200皿以上
作ってきたと思うのですが、

最近のお気に入りは、
「新玉ねぎの3Dパスタ」です。

新玉ねぎだけのパスタなのですが、
3Dとは、

・弱火で丁寧に炒めて甘みを出す
・火を止めてから、熱だけ通して食感を残す
・水にさらしておいて最後に生のまま上に乗せる

1つの玉ねぎを、3つの使い方をすることで、
立体的に楽しめるパスタになりす。

よかったらお試しください。

私の日々のパスタ日記は
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「マシモ日々彼此」
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