去年の7月からBLOGを毎日書き始めました。

まだ半年ちょっとですが

すごくうれしい出来事がちょくちょくおきます。

それは、

はじめて講座にきくくださった人に

きっかけを訪ねると

けっこう多くの人がBLOGを見て

こようと思ってくれたとわかったときです。

いままさに書いているこの文章を

読んでいただければすぐわかることですが

私が書くBLOGにはみなさんの日常生活に

直接役立つようなメンタルヘルスの情報が書いてあるわけでも、

べつの得する何かが書いてあるわけではありません！

（＞自慢することじゃないですよね・・・）

そんな情報通でない私の文書を

楽しみに読んでくださっている方がいるのは

それだけでうれしいことですし、

さらに、

このBLOGに「ハマった」といってくださる方までいて

恥ずかしさと同時に、

なんともいえない幸福感を感じるであります。

そんな情報通でもない私ですが、

いつも書くときにひとつだけ心がけていることがあります。

それは、

「共感してもらえそうな文章になっているか」

ということです。

ちなみに、

ここで使う「共感」という言葉は

傾聴で言う「共感（empathic understanding)」とは違って

日本語の辞書で出てくる「同館＝共感」と同じ意味です。

（言葉にうるさいのですみません（汗））

話を元に戻します。

・・・

興味を持てもらえる話題というのは

大きく３つに分類されますね。

一つ目は、

「圧倒的な特別な体験の話」。

大成功したお金持ちの話や

有名人の話には誰もが興味をそそられます。

二つ目が、

「自分が得する話」。

いわゆる有効な情報というやつです。

受験生であれば、

勉強がスムーズに進むコツの情報だったり

いい先生に出会え得る場所の情報であったり、

生活そのものの質が向上する話です。

私が有名人だったり、

圧倒的に優れた能力や情報を持っているなら、

ぜひこの2つの情報を発信したいのでありますが（笑）。

残念ながら、ただのフツウの人間です。

では、

普通の人が提供できる話題がないかといいますと、

特別な存在や情報の持ち主でなくても、

興味を持ってもらえるかもしれない話題があります。

それが、

三つめの

「共感を呼ぶ体験の話」。

です。

何かその人の話を聞いていると、

どこか自分の状態に当てはまるような気がする・・・。

そんな思いが芽生えることを「共感を覚える」といいます。

人間の脳（心）は特別な何かがなくても

自分と似た体験や思想・価値観を持った人に、

共感や好感を持ちやすいものです。

自身の体験を振り返ってもその通りだと思います。

たとえば、、

私は初めての転職でWebのプログラマに転身したのですが、

適応できず失敗して体調を崩してやめた経験があります。

なのでどうしても

いわゆるシステムやさんの苦労話を聞いていると、

身につまされる思いがして、

同時に心のどこかで仲間意識が芽生えて共感を覚えます。

似たような経験は誰しも大なり小なり

あるのではないでしょうか。

逆に言うと

同じものを持っていない人は近づいてきませんし、

むしろ離れていきますね。

ですからこのBLOGも肌に合わないと思う人は、

自然と見なくなるわけです。

それが自然な姿ですね。

そのとき共感の難しいところは、

「人が離れていくことを防ごう。」

「みんなから嫌われないようにしよう。」

「みんなから好かれよう」

と思った瞬間に、

やることすべてが不安になり苦しくなってしまうことです。

「わかってくれる人だけがわかってくれればいい」

という現実的なあきらめがなければ

自分をさらけ出すことはできませんよね。

・・・

ここにプライベートなことをここに書けるのは、

単純にほかにネタがないから・・・ということと同時に、

以前よりだいぶ

「他の人にわかってもらえなくてもいいや」

と、思えるようになってきたからのように思います。

そして、

素のままをさらけ出した文章を、

他の人から受け入れてもらえた時の快感は、

相手からいただいている快感のように見えて

実は、

自分が自分を受け入れた程度に比例している。

そんな気がするのであります。

【この言葉を自分に言ってみよう！】

「他の人よりも、自分をちゃんと受け入れているだろうか？」

傾聴でも、子育てでも、仕事です、恋愛でも。

自分を受け入れていない人が、

他人を受け入れることはできませんよね。

逆を言えば、他人のことよりもまず

自分のことから始めればいいということです。

さて、

きょうのBLOGは、

あなたに共感を呼ぶことをはできたでしょうか！？（笑）

（コワ（汗））

＜お知らせ＞

明日の傾聴１日講座は申し込みを修了しました。
東京の方は次回、１８日木曜日にお越しください。

大阪の方は２５、２７日にあなたのために席をご用意しております。
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