きのうはわが社の忘年会がありました。
そこで、10年来お世話になっている
知り合いの外科の先生に
久しぶりにお目にかかりました。
以前、その先生の勉強会を
企画し運営していた関係で、いまでも時々
メールなどで体調不良の時の対処法など、
気軽に相談に乗っていただいています。
先生にお会いした瞬間、
今年やり残しになっている
「ある課題」を思い出しまして。
その課題とは・・・
「四十肩」であります(笑)。
7月に発症し、放っておけばそのうち治るかと思って
特に病院に行くこともなかったのですが・・・。
気が付けば5か月たってしまいました。
途中、整体に行ったときや講座に
たまたまセラピストの方がいらしたときに
見てもらったこともあるのですが
施術してもらった時は、
本当に楽になったのですが、
少したつとまた逆戻り。
そんなこともあったので、
しばらく付き合わないといけないかもと、
半分あきらめておりました。
・・・
ところが、先生に四十肩の話をしたら
「そんなの簡単」
と言われまして。
何をされるかと思ったら、
少し体をチェックされたあと、
腕を両手でつかまれて、
まるでぞうきんを絞るかのように、
腕の中の筋を押さえながら回し始めたのです。
まあ、それの痛いこと(冷汗)。
以前、テレビ番組の罰ゲームで、
芸人が足つぼマッサージをされて
痛がっているのを見たのですが、
それを彷彿させるような痛さでして。
時間にするとものの1、2分だった思うのですが、
忘年会なのに、一生忘れられない
思い出となりました(笑)。
・・・
結果、どうなったかといいますと、
今まで動かすと痛みが走った箇所が
すっかり消えました。
すごい効果です!
まだ炎症が残っているためか、
多少の違和感はあるものの
四十肩独特の痛みはなくなり、
「こんなことなら、もっと早くに相談しておけばよかった」
と猛省したのでありました。
先生いわく、
腕の筋が曲がっていたのが原因とのこと。
パソコンでマウスをよく使う人などに
多く見られる症状だそうで、
手が右利きの人は、右の腕や肩に
症状が出やすいそうですが、
私の場合左に出たのは、
やはりスマートフォンの使い過ぎ
(ポケモンGO?)が原因でしょうか?(笑)。
そのとき、先生が言った言葉が
妙に説得力があって、印象に残っています。
「肩が痛いのは、結果であって、原因は別のところにある」。
「原因は腕のゆがみにあるので、肩をいくら診てもらってもよくならない。それはただの対処療法だよ。」
と言われまして。
なにか、その言葉を聞いたとたん、
カウンセリングとまったく
同じだなと思ったのでした。
・・・
クライエントさんが、
問題を訴えてきたときに、
その訴えられている問題そのものに
フォーカスしてもよくならないことがよくあります。
よくならない・・・といいますか、
一つの問題に対処したら、
別のところにまた違う問題が出てきたり。
一瞬、目の前から問題の症状が消えると、
まるで解決したかのように錯覚してしまうのですが、
それは実は、問題の根本原因が
まだその人に根を下ろしていて
表に見えている結果(葉っぱ)を
いくら刈っても、あとからあとからどんどん出来る。
そして、別の症状が出てきたら、
そちらの問題をまた「解決」して・・・。
カウンセラーとしては、
「問題をたくさん解決している」
気になるのですが、実はそれは、
問題を解決しているのではなくて、
原因から引き起こされた
「結果に対処している」
だけだったりします。
・・・これは、6,7年前まで
心理カウンセラーを気取っていた
私自身がしていた大きな勘違いであります(汗)。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「原因なのか?結果なのか?見極めが大切」
今朝、起きてから早速、肩をグルグル回して、
悪い状態に戻っていないことを確認しながら
「体も心も、本質は同じだ」
と思ったのでありました。
さて、今日から左手でスマホを持つのはやめて、
右手で持つようにしましょうか(笑)。
・・・人間は、反省しない生き物であります(苦笑)。
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