傾聴と承認欲求

いつもありがとうございます。

子ども二人で8学年連続「●年3組」だった記録が
途絶えガッカリしている、岩松正史です。
(二人とも今年は2組になりました)

・・・

傾聴とは何をすることか?

否定、非難、審判がない姿勢で
聴くことにより相手を
承認していくことです。

では、

否定、非難、審判がない姿勢で
聴くことにより相手を
承認することが出来る人とは、
どういう人でしょうか?

うなずき、あいづち、くり返し、
要約、質問が上手な人

・・・ではありません。

否定、非難、審判がない姿勢で
聴くことにより相手を
承認することが出来る人、

それは、

自分自身のことを
否定、非難、審判しない
自己承認が出来ている人です。
(ある程度)

自己承認出来ていない人が
他者承認をしようと
傾聴するとどうなるか???

一見、行為そのものは
傾聴っぽく見えても中身は、

「親切に聴いてあげている私のことを認めて!」

と、聴いている相手から
承認をもらおうとする、
欲求が無意識に出てきてしまいます。

誰かから笑顔をもらうことは
確かにやりがいになり、
生きるエネルギーになってくれます。

一方、

誰かからの承認をもらえなければ、
自分という存在が危うくなってしまうような
他者依存では困ります。

自己承認が完ぺきな人が、
傾聴をしたほうがいいという
わけではありません。

でも、

傾聴とは人を受容し、
あたたかい相手事として
共感していくことですから、

傾聴をする人は、
人を大切にしようとするのと同じくらい、
自分自身と大切にしようと向き合いながら、

自己承認を忘れないことが大切です。

傾聴とは、相手を承認することです。

でも

人は自分を承認できている程度にしか
他の人を心底承認することはできません。

高すぎるプライド、
自己肯定感の低さは
傾聴の質を頭打ちにさせてしまいます。

何が出来てもできなくても
否定、非難、審判がない姿勢で
自分を認めるようになる。

そうすれば自然と
傾聴が深くそして楽に
出来るようになります。

ですから

傾聴をしたいと願う人には、
他者への傾聴を一生懸命やるよりも、

ないがしろにされがちな
自分への傾聴を増やすことをお勧めします。

スキルや知識というのは、
自分という人間が整っていて
はじめて十分に使い切ることが出来ます。

「自分への傾聴」

よかったらやってみてください。

<お知らせ>

人と向き合う自分を整える
自分を受容し、
他の人も受容できるようになる。

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で開催です。

http://bit.ly/2qvtDuo

※今年は夏に仙台、名古屋開催もあります。



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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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