音声をながしてもテキストを開いても中国語の勉強がはかどらない理由

いつもありがとうございます。
ホームセンターのにおいが好きな、岩松正史です。

21時、帰りの電車内、
つり革につかまって立っていた。

目の前に55歳くらいの細身の
サラリーマンがすわっていた。

その男性はイヤホンをして
中国語テキストを開いていた。

仕事おわりに勉強をしようとは
熱心なことで感心した。

でも、

気の毒だけれど
このサラリーマンの勉強は
はかどらないと確信できた。

理由は2つあった。

一つ目の理由。

テキストを開いても
記憶はほぼされないから。

記憶はテキストを見ているときではなく
おぼえたものをアウトプットしようと
試みたときに一番定着する。

電車の中なので大きな声出せないけれど、
少し(途中まで)テキストを眺めたら、
いったんテキストを閉じたほうがいい。

そして、

周囲に聞こえないくらいの小さな声で
書いてあった内容をブツブツと
つぶやくと脳によく入る。

声にだすタイミングは、
忘れかけたタイミングで
アウトプットするのがベスト。

だから、

おぼえた直後にアウトプットしてみてもいいけれど、
次のページを読み終えたあとに
前のページの内容をアウトプットするほうがいい。

新しい情報が脳に入ってきて、
いったんの前の情報がクリアされてから
どれくらい残っているかアウトプットを試みることで
とても記憶されやすくなる。

心の中でサラリーマンに
提案したくなった。

でも、

残念ながらこのサラリーマンには
その提案をしてもムダだとわかっていた。

なぜなら、

2つ目の理由があるから。

このサラリーマンの勉強が
はかどらない理由はもう一つあった。

その理由の方は、
1つ目の理由より致命的だった。

サラリーマンはイヤホンをして
音声をながしていた。

テキストを開いていた。

でも・・・、

テキストを開きながら

 ・
 ・
 ・

もう寝ていた。

非効率な勉強法はさらに非効率・・・いや、
無意味なものになっていた。

音声を流しても、
テキストを開いても、
寝ていては勉強ははかどらない。

まず起きよう。

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<<編集後記>>

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きょう大阪に移動して、
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